80年代に大ヒット曲を立て続けに出し、現在もトップアイドルとして大活躍している歌手の松田聖子。俳優の神田正輝と結婚した時は「聖輝の結婚」と呼ばれ、1985年6月に行われた挙式と披露宴の様子は大々的にテレビで中継されました。スーパースターだったおふたりの間に誕生したのが、沙也加です。誕生日は1986年10月1日。そして沙也加が小学校1年生の時に、両親は離婚してしまいます。松田聖子が沙也加を引き取るという形になりましたが、神田沙也加という名前は変更せず、父親の苗字を引き継ぎました。
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現在は歌手や女優として成功し、大活躍している神田沙也加。そんな彼女の周りで、まさかといった噂が囁かれているのです。その噂というのは、神田沙也加の父親は、実は石原裕次郎だったという話です。石原裕次郎といえば、石原プロモーションの設立者で、初代社長であり、当時は昭和芸能界のドンとも呼ばれていた存在でした。神田正輝は石原プロに所属していました。結婚式では仲人も務めてもらっているなど、神田正輝にとっては仕事でもプライベートでも、真に親や恩師といった存在であったに違いありません。
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噂の発端となったのは、石原裕次郎と奥様である、元女優の北原三枝との間に、子供がいなかったからだと言われています。子宝に恵まれずに悩んでいたそうです。石原裕次郎はとても子供好きだったそうで、甥を養子にしたいと思う程可愛がっていたというエピソードもあるそうです。子供好きの石原裕次郎に、跡継ぎができない。そんな石原裕次郎は神田正輝にとって恩師のような存在でした。あまり気の進まない芸能界入りを勧め、人気俳優にまで育て上げてくれたのも石原裕次郎です。神田正輝は石原プロにとっては欠かせない俳優、そして石原裕次郎は神田正輝にとって絶対的な存在といった関係になったのです。
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そして何より、松田聖子は、常に恋愛スキャンダルが多く出回る女性として注目されていました。神田正輝と結婚する以前には、郷ひろみとの熱愛と破局が発覚。結婚後は、ニューヨークで無名俳優のジェフ・ニコルズとの不倫が発覚します。神田正輝との離婚後も、結婚と離婚を繰り返しており、現在は3度目も結婚をしています。トップアイドルである松田聖子はとても魅力的な女性であることも確かです。恋多き女性として常に話題になるのも当たり前なのかもしれません。やがて、こういった全ての要素が絡み合って、神田沙也加の本当の父親について、疑惑の噂が出回ったのではないのでしょうか。
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しかし、もしこの噂が本当だったとして、当人である石原裕次郎はどうでしょうか。いくら子供好きだったとはいえ、養子縁組をしているわけでもありません。石原プロモーションを共に経営する奥様とは、回りが認める仲睦まじさだったようです。石原裕次郎が亡くなった現在でも、奥様は旦那様のことを大切に思い続け、今でも一緒に生きているように感じておられるそうです。生前、石原裕次郎に不倫などのスキャンダルは全く持ち上がりませんでした。
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これ程仲睦まじく、石原プロのトップである石原裕次郎が不倫をして子供を作った上、大切な部下に偽装結婚までをさせるでしょうか。神田正輝と松田聖子が出逢ったのは、二人が共演した映画「カリブ愛のシンフォニー」での撮影中の事です。郷ひろみとの恋愛で悩んでいた松田聖子は、映画を撮影していたロケ地で倒れてしまいます。そんな聖子を手厚く看病してくれたのが、神田正輝。その後、二人の関係はあっという間に発展し、スピード結婚します。
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そんな二人の間に授かったのが神田沙也加。写真を良く見てみると、目元などは神田正輝そっくりです。石原裕次郎に似ているといった部分は全く見当たりません。どう考えてみても、どう見ても神田沙也加の本当の父親は、神田正輝に間違いないようです。