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仮面ライダーディケイドの最終回に苦情が殺到した理由とは?


仮面ライダーディケイドは平成仮面ライダーシリーズ10作記念作品として世に出た作品で、そのキャッチコピーは全てを破壊し全てを繋ぐそしてというものです。

この仮面ライダーディケイドは10年に1度のお祭りをコンセプトとしており、平成になって放映された仮面ライダーが一堂に会するという仮面ライダーファンにとっては魅力しか感じない一台作品となっています。

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その内容としては本作のヒロイン光夏海は無数の仮面ライダーがディケイドに総攻撃を仕掛けて全滅するという夢を繰り返し見てはうなされていたことから始まります。そして夢から覚めると自身の自宅である写真館で居候をしている門矢士がきちんと写真を撮らないと客から苦情を受けています。

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なぜ門矢士が写真を撮るとぼやけるのかわからない中、突如空にオーロラが発生し無数の怪人たちが人々を襲います。その光景を見た門矢士は意識を失い、その中で謎の少年と出会い自分が仮面ライダーディケイドであることを告げられます。そして現実世界に戻ると手には変身するための道具があり、それを使って仮面ライダーディケイドに変身し怪人たちを倒します。それでもオーロラの発生と世界の異常は止まらない状態になり、そして再び謎の少年の呼びかけに答えます。その謎の少年から仮面ライダーディケイドは、そのほかの仮面ライダーの世界に赴いて数々の事件を解決し世界の崩壊を止めるのが仮面ライダーディケイドの役目だと告げ再び姿を消します。point 302 |

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そして仮面ライダーディケイドとなった門矢士はヒロインである光夏海そして自宅である写真館と一緒に平行世界の仮面ライダーの世界を旅する話となります。先に言ったとおりに始まりの話はこのような形ですが、実は仮面ライダーディケイドはファンの間で物議をかもす作品となり苦情が殺到してしまったのです。

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なぜ10年の記念作品なのに苦情が殺到してしまったのかというと、それはテレビ版の最終回にあります。仮面ライダーディケイドのテレビ版の最終回というのは、初代仮面ライダーがつぶしたはずのショッカーが何らかの形で生き残りその類まれな技術力を元に平行世界に移動する技術を開発し勢力を伸ばした大ショッカーとの戦いに入ったのです。

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その大ショッカーの幹部であるストロンガーのライバルであるアポロガイストが、平行世界の能力を経てスーパーアポロガイストに変身し平行世界を壊す企てをします。これまでの現象が大ショッカーの仕業と分かった仮面ライダーディケイドとそのほかの仮面ライダーたちは協力をして、大ショッカーの幹部であるスーパーアポロガイストを決死の攻撃を繰り出し撃破します。point 220 |

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これで世界の破壊が終わると思ったら、再びヒロインの光夏海は始まりの夢を見て世界の崩壊が止まっていないことがわかります。そして目を覚ましたらあたり一面は平行世界のライダーに囲まれた仮面ライダーディケイドが一人います。そして助けを求めた仮面ライダークウガも、味方だと思っていた仮面ライダーキバの世界の吸血鬼に操られ仮面ライダークウガブラックフォームへと変身し仮面ライダーディケイドと対峙するのです。問題はここからです。point 257 |

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ここから夢の通りに仮面ライダーディケイドと平成ライダーとの対決が待っていると思いきや、その瞬間に最終回の放送が終了してしまったのです。そしてファンを激怒させたのは、その放送終了後のエンディングロールの後の内容だったのです。

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そこには仮面ライダーディケイドと平成仮面ライダーとの対決は、それから数か月後の劇場版で決着させるという内容だったのです。これまでの平成仮面ライダーの多くは、しっかりと最終回まで作り上げた上で放映していたので、この後がどうなるのか気になっていたファンは数か月後の劇場版でみないとわからないという事態になったのです。なぜ苦情が殺到してしまったのか、それはせっかくの記念作品が中途半端になっただけでなく結末をお金を払ってみてほしいという放映側の独断で決められたことが要因です。point 285 | 1

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