鏡リュウジさんは日本で有名な占星術研究家であり、翻訳家で、さまざまな著作があります。テレビや雑誌などのさまざまなメディアに登場していて、雑誌には鏡リュウジさんの十二星座占いなどが多く掲載されています。鏡リュウジさんは西洋占星術に造詣が深いですが、タロットカードにも詳しいことで有名です。タロットカードに関する著作もあり、幅広い活動を行っています。
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タロットカードは古代エジプト人などが使っていたと言われていて、一般的に知られるようになったのは、パリに住んでいる占い師が書いたタロットカードに関する4冊の本でした。当時民衆に親しまれ、今日においてもタロットカード占いは受け継がれています。現代タロットカードにはさまざまなデザインがありますが、流通しているカードのデザインの中にはそのパリの占い師がデザインしたものがあり、彼がデザインしたものはエジプト人が使用していたとされているエジプシャンタイプです。その当時広く流通していたタロットカードを、エジプト方式にと作り直し、占い専用タロットであるカードを製作してしています。point 353 | 1
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タロットには大アルカナと小アルカナがあり、大アルカナカードはメディアでよく紹介されているるような「恋人」や「運命の輪」などの象徴的なカードのことです。タロットカードと言えば、大アルカナをイメージする人が多いでしょう。
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小アルカナカードは大アルカナほども有名ではありませんが、「剣」や「杖」などが数と絡ませてあり、それぞれに意味を持ち、大アルカナと小アルカナを組み合して鑑定していきます。
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タロットカードは「正位置」と「逆位置」があり、それぞれのカードの向きで意味が決められていて、例えばお付き合いしている人との関係を占った場合、「死神」のカードが出て、正位置の場合は「破局」や「見込み違いの相手」などの意味があります。しかしこれが逆位置の場合、「再生」や「立ち直り」・「復縁」などの意味を持つようになります。大アルカナと小アルカナには正位置と逆位置によって意味があるので、それらを組み合わせ読み解いていきます。point 294 | 1
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例えば「魔術師」のカードには、宇宙のすべてのエネルギーを使うことができ、信念に向かって進んだり、計画を形にしていくという意味があります。魔術師のカードにはいろいろな道具が描かれているので、技術者というような意味合いもあり、内なる世界の願いを外界に具体化することが可能です。内なる才能を最大限に引き出すため、もし恋愛に関して占うなら、ポジティブだったり、クリエイティブな意味を持つでしょう。ビジネスに関して占うなら、出世したり、新しい改革を起こすかもしれません。周囲の環境をアレンジすることができ、的確なアドバイスなども行うことができるでしょう。逆位置になると意味が変わってきて、アイデアが失敗したり、新規事が頓挫する可能性があります。point 390 | 1
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「運命の輪」のカードには突然やってくるだろう運命の変化を意味していて、チャンスの到来や変化などを意味しています。人生において運命の転換期は突然やって来るものですが、人知を超えた範囲で作用し、エネルギーが働くことを意味していて、偶然からもたらされる変化を教えてくれるでしょう。もし結婚に関して占うなら、そのタイミングが来たのかもしれません。仕事に関して占うなら、着手する良い時期に来たのでしょう。逆位置になると意味は変わり、結婚するタイミングではなかったり、仕事がうまくいかなくなるような暗示もあります。point 324 | 1
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インターネットには鏡リュウジさんが監修している占いサイトが多くあり、タロットカードを体験することが可能です。上手に占いを参考することによって、人生を切り開くことができるでしょう。