ジョジョの奇妙な冒険は1986年から2004年にかけて週刊少年ジャンプにて連載されており、2005年以降は青年向け漫画雑誌ウルトラジャンプにて長期連載されている荒木飛呂彦を作者とした大人気漫画です。作風は仲間との絆の重要さや対立する者たちとの熱い死闘といった少年らしい王道なテーマを扱う一方で、独特な作画やホラー風味の演出がある世界観によって独自な作風を醸し出している漫画作品となっており、20年以上もの長期作品でありながら根強い人気を獲得する根源となっています。そのようなジョジョの奇妙な冒険という漫画作品を題材としたPlayStation 3用ゲームソフトが、ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルというゲームです。
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開発はサイバーコネクトツーというゲームソフトウェア企業が行っており、この企業は過去に同週刊少年ジャンプで連載されていた大人気少年漫画NARUTOを扱ったゲーム作品を開発し、高い評価を得ている企業でもあります。サイバーコネクトツーによって開発されたジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルは、これまで第1部から第8部までなる長いストーリーの中で登場した主要なキャラクターたちを操作して対戦する3D格闘ゲームであり、物語上では直接出会うことはなかった様々な章のキャラクターが集い戦うといったクロスオーバー要素が非常に強いゲームとなっています。
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ゲーム中で見られるキャラクターたちの様々なモーションが、原作のコマで使用されたものを採用しており、原作の色をより大事に扱ったゲーム作品でもあります。ゲーム内のメインとなるモードは原作のストーリーを再現して追体験することが可能であるストーリーモード、CPU戦をオンラインに繋ぐことで戦い抜き、カスタマイズメダルといったキャラクターカスタマイズのためのメダル収集を目的としたキャンペーンモード、ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターたちを操作して友達や家族と自由に対戦することが可能なバーサスモード、対戦の練習やキャラクターの技を確認することができるプラクティスモード、ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル内で使用可能なキャラクターたちをカスタマイズすることができるカスタマイズモード、3Dモデルの鑑賞やゲーム中に登場するBGMやキャラクターたちのボイスの視聴、様々な設定画像を確認することができるギャラリーモード、ゲーム内の設定を変更することができるオプションモードといった計7つのモードに分かれています。
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序盤の進め方としては、原作を知らない方ならジョジョの奇妙な冒険のストーリーや登場するキャラクターたちの詳細を知ることができ、原作を知っている方でも原作のストーリーを再確認できる上に、バーサスモードで使用可能なキャラが次々と増えていくストーリーモードから始めるのが得策であると言えます。
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ストーリーモードではうまく進めなくなっても、途中でサポートアイテムといったゲームクリアを手助けするアイテムを購入する機会が何度もあり、初心者にでも優しい仕様となっているため、そういった理由から見ても、最初はストーリーモードから始めるのが良い進め方となっています。さらに念を入れるならば、ストーリーモードと併用しつつプラクティスモードでキャラクターの使い方を練習しながら進めるのが良いでしょう。
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操作方法を覚えストーリー
モードを進めつつシークレットミッションといったものをやり終えたのならば、ギャラリーモードにおける収集やキャンペーンモード、時にはバーサスモードで友人や家族との対戦を楽しむのが、ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルの上手な進め方となっています。