2020年12月31日に、40年以上所属したジャニーズ事務所を退所をした、元昭和の超人気男性アイドルグループ少年隊・錦織一清が、デイリー新潮のインタビュー取材に答え、
退所がここ最近相次ぐジャニーズ事務所の裏話や、なぜ退所をしたのか、またファンには嬉しい恋愛・結婚の話などに答えています。
【なぜ退職をしたか?】
決断を決めたのはジャニーさんの関係者のみでのお別れ会だと、錦織さんは語っており、亡くなる前にジャニーさんと2間ほど電話で今後の話をしたりし、「今後の活動について相談すると、すごく僕の立場になって考えてくれました。」と病気の最中にも自信を思ってくれる気持ちや、将来のことまで考えてくれていたと、ジャニーさんに感謝の気持ちを話していました。
またジャニーさんが亡くなってから事務所に「僕が今やっている仕事のスタイルを、ジャニーズ事務所に所属しながら続けさせていただくことはできますか?」と相談すると答えはONだったと話し、
続けてジャニーさんの関係者のみで行われた会場は、東京ドームで行われ、ジャニーさんのご遺体に会われ、火葬まで参列したと言います。
その時の参列者たちの周りを見て、反応はさまざまであったものの自分が所属したての1977年の時より遥に大きくなったと感じ
「昔とは比べようもない大きな船になり、僕らはその乗組員です。その船にまだ自分の部屋があるのかなと思ったときに、どうやらもうなさそうだなと。」
と感じたと話します。また特に今後のジャニーズ関して辞めたので興味がなく、誰が社長になっても文句はないと話しました。
【後輩であるSMAPの騒動に関して】
まず、錦織さんは後輩で爆発的に人気になったスマップに関してどう思うかの質問に対して「彼女(飯島マネ)はいろんなテレビ局に行って、メンバーを個別にして「笑っていいとも!」みたいなバラエティやドラマに入れていった。僕らとはまったく被るところのないグループだったから、やっかみとかもない。」とライバル意識やどこかで恨みなど持つこともないと話し、
「彼らはジャニーズ事務所という鎧を着ていなかったのが新鮮だったし、コントもやるから平成のドリフターズみたいだなと思っていました。」
と後輩たちを褒めるように話しており、
SMAPの騒動時はどうだったかの質問に対しては、
「僕、事務所に寄りつかない人間だったんですよ。赤坂のTBSに行くにも、事務所がある乃木坂方面は通らずに青山のほうをぐるっと回って行くほどだから(笑)。SMAPの振り付けをしている人と仲がいいので、彼を送っていく車の中で聞くと、「全然、大丈夫ですよ」なんて言っていた。蓋を開けたら、平気じゃなかったわけで……そのくらい知らないんですよ。」
と、事務所に行くこともあまりなかったためか対した、様子は知らないものの事務所まで向かうルートを変更してたぐらいで、結果報道などを見て大変なことになってたのを知った様子で話していました。
【恋愛・結婚に関して】
過去に、水沢アキさんや岡田奈々さんなどとの熱愛報道、噂などがされていましたが、40年間未婚を守りぬき50代後半までアイドル事務所で頑張ってきた錦織さんは結婚に対して
「婚期を逃していますから、ここまで来るとね。友達にはバツ3だっているから。僕だってしたいときがなかったとは言いませんけど、そのときにはいろんな事情、結婚できない事情があってね。」
と、したい願望は過去になったものの、アイドルが原因かはたまたプライベートでの問題は定かではないが、事情があると話し
「つかさんから「お前もちょろちょろしてないで所帯を持たんか」って言われたことがあるけど、その後に「ま、結婚して幸せになったやつは一人もいねえけどな」って(笑)。結婚するかしないかは、正直言って言えない。今考えていないだけで、したくなったら明日にでもするかもしれない。そういう生き方をしたいと思っています。」
と、現在周りに結婚して幸せになった人がいないからと話し、でも”したくなったら明日にでもするかもしれない”とコメントを残しています。
またこの記事対してネットユーザーの声は
《ジャニーさんが認めた一番の理想のグループが少年隊。アクロバティックなダンスで歌い踊り、バラエティーでも廻しが出来る、そのトップを行くのが錦織さんでした。そして、つかこうへい氏からも後継指名されていた逸材。会社だってトップが変われば経営方針が変わることもあるし、錦織さんの企画・演出力はもう事務所の域を越えていたから、留まる理由はなかったのかも。ただ、長年貢献してきた人に対して、居場所がないと悟らせてしまうのは、ちょっと寂しいなあ。》
《思うにジャニーさんがジャニーズ事務所内のエンターテイメントを一手に引き受けていたというか、創業者でもありその天才的直感もあるから、 経営陣は多少無理をしても信じてその発想を支える、そういう体制でバランスが取れていたのだと思う。 その後ろ盾がなくなって、ジャニーさんが後継に指名したタッキーにしろニッキにしろ、やはりそこまで信じてもらえないというか、どうしてもビジネスを回す側の主張や反発が強くなってくる。 特にコロナ禍では経営側の現実的な視点が力を持つ。演出側はどんどんやりたい事をやらせて貰えない状況に追い込まれていったのではないか。 経営側の軸であったメリーさんが亡くなったのも実は大きかったと思う。 ジャニーさんと2人でお互いにわかり合いながらバランスを取ってきた、経営とエンタメの両輪の信頼関係がもはや分離してしまっているのだろう。》
《確かに、昔はこじんまりとしてて貧乏だけど明るい我が家って感じが、今では店が繁盛して常連さんが入り難かったり、知らないうちに親戚とかが増えてて、自分の親世代が他界して馴染みが減っていけば昔よりも親戚付き合いも無くなるとか。ニッキさんも同じ感じだったのかな?(一部省略)》
《何故にSMAPの話題を?と、思うが 錦織さんから見てSMAPが売れたのは飯島さんの手腕だと思うのね。 けど、それは本当にそう思う。 元々 少年隊のデスクをやっていたなら もし飯島さんがそのままマネジメントしていたら どうなっていただろう。 ジャニーさんは、ステージメインにさせたかったと思うが 飯島さんだったら 少年隊をテレビ局にもっと売り込んでいたかもしれないし、 ヒガシしか見ない現象はなかったかもなぁと 今さら言っても仕方ない。 要は才能がある人が残るというより、立ち振舞いが器用な人が残るって感じかな 今のジャニーズは。》
と、多くの者が昭和の懐かし日々の活躍と、当時の思い出に浸るものも多く、退所が現在相次いでるジャニーズ事務所ですが今までそんなことがなかったのは、本当にジャニーさんがすごい人だったのではと思う者も相次いで見られました。
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