複数人でやるからこそ盛り上がるパーティーゲームですが、その種類は様々です。シンプルなゲームからスリルのあるゲームまでいろんなものがあるのですが、特に注目を集めているのがジンロウゲーム(人狼ゲーム)です。このゲームは究極の心理戦とも言われており、映画やドラマの題材にもよく利用されています。では一体どのようなゲームなのでしょうか、簡単に説明していきます。
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・そもそもジンロウゲームとは
人狼というのはその名の通り日中は人間の姿をし、夜には狼になるという生き物です。その人狼がある村に紛れ込み、夜になると1人ずつ村人たちを襲っていきます。そんな危機的状況を黙って見過ごすわけにはいかない村人たちは、協力し話し合いをしながら人狼と思われる人物を1人ずつ処刑していきます。プレイヤーは人狼役、村人役、占い師などの役職にわかれてプレイしていきます。point 254 | 1
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・遊び方
まずは市民チームと人狼チームにわかれます。誰がどの役なのかを当然知らない状態なので、会話をすることで相手の正体を見破っていかなければなりません。市民たちは誰が人狼なのかを探っていかなければなりませんし、人狼たちは自分が人狼であることを隠してうまく疑いを晴らしていかなければなりません。そのため会話や振る舞いがすべての鍵を握る心理ゲームとなるのです。point 239 | 1
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・ゲームの流れ
ジンロウゲームは昼と夜のターンを交互にやって進めていきます。それぞれのターンでできることが限られています。昼のターンでは話し合いを行います。人狼だと疑っている人の名前をあげ、プレイヤーたちは自由に会話を行いながら人狼を探っていきます。そして会話終了後、怪しい人物を1名あげて処刑にします。
夜のターンでは人狼が市民を攻撃する番です。人狼は殺す市民を1名選ぶ事ができます。
こうしてゲームを進めていくのですが、勝利条件は役によって異なります。市民の場合はすべての人狼をあぶりだすこと、人狼は市民と同数の人狼が生き残ることが勝利条件になります。point 355 | 1
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・特殊能力もある
市民と人狼という2つに大きくわけられるのですが、市民の中にも特殊能力を持つ役職があります。まずは占い師ですが、怪しいと思う人の正体を1人だけ確認することができます。そのため市民チームの勝敗を大きく左右される重要な役職です。そして霊媒師ですが、話し合いによって処刑されたプレイヤーが人狼だったのかどうかを確認することができます。そのため現状では何人の人狼が残っているのかを把握することができる唯一の役職です。次に騎士ですが、人狼から守りたい市民を1人だけ守ることができます。人狼たちが誰を狙うのかということを考えながら動くことで市民チームを勝利に導きます。そして最後に多重人格です。人狼をサポートする役職で、人狼チームに属するのですが市民として振る舞うことができます。もちろん人狼チームが勝利したときには一緒に勝利するという形になるので、上手に市民に溶け込む必要があります。市民たちをうまく翻弄し、人狼を勝利へと導きます。
この他にもゲームによっては様々な役職がありますが、役職が多ければ多いほどゲームは複雑化します。ポイントとなるのは自分の役職を打ち明けるタイミングです。人狼にとっては役職持ちは厄介なので早めに殺してしまいたいと思っています。そのため役職のある人は自分が特殊能力を持っていることを見破られないように振る舞い、タイミングを見計らって自分の役職をカミングアウトします。これが勝敗を分ける鍵だと言っても過言ではありません。point 695 | 1
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自分の発言をどうすれば人に信じてもらえるのか、また他者の発言が嘘か誠かをどう判断するのか、疑心暗鬼に陥りながらも勝利を目指して行う究極の心理戦なのでパーティーでは全員が参加して盛り上がるゲームとして人気を集めています。