レズビアンは病気ではないのに・・・
「レズビアンを“治す”ために、拷問やレ〇プをする診療所がある」
エクアドル在住のフォトグラファーPaola Paredesは診療所で起こった悲劇を3人の女性に取材しました。
今から伝えるのは全て実話です。
この“悲しい事実”を知ってほしい
同性愛者が正しく異性を愛せるように“治療”をするため、ある診療所に入院させられていた3人の女性に取材をしたPaola。
レズビアンであることが、「異常である」と診断された彼女たちは、そこで肉体的にそして精神的な暴力を振るわれ続けたそうなのです。
エクアドルに200軒ほど存在する表向きは診療所と呼ばれる施設があります。
なぜこんなにも多いのかというと、同性を愛するのは、ドラッグやアルコール中毒と同じ、異常者扱いなのです。
『異常者』そう考えている人が少なくはないからだと、Paolaは考えています。
写真家であるPaolaがモデルになり悲劇を再現
今回の作品の主人公としてうつるのは、取材した3人ではなく写真家であるPaola自身でした。
女性たちのことを考え、直接話を聞いた自分が演じるべきだと思い決意したそうです。
この悪夢のような出来事が多くの人に知られていないという現実。
もう、“悲しい事実”の被害者を増やさないように。Paolaは、写真にはそんな願いが込めました。
「監禁」されて、地獄のような日々を送っていたレズビアンの彼女たち。Paolaが再現した写真を、見てください。
これが現実に起こっているのです。
レズビアン女性3人に聞いた診療所でのこと
午前中は、“普通の女性”になるためのレッスン。化粧をしたり、美しい服を着たり。編み物をして、「女性らしさ」を学びます。
一体、女性らしさとはなんなのでしょうか。
また、短いスカートとヒールの高い靴で歩く練習も強制されます。男の監視員にジロジロと見られながら、ただひたすら美しく歩くための練習を。
安い魚やぬるいスープ、古いパンがでてくるので
無理やり飲まされる謎の液体。
コーヒーやミルクらしきものには、トイレの水や“危険な薬”が混ざっているのではないかと、彼女たちは考えています。
毎日のように誰かが何かの罪で罰せられ、暴力を振るわれます。
テレビのケーブルを鞭のように振り上げられ、倒れていた女性もいたそうです。
診療所でなぜ傷を負わなければならないのでしょうか。
常に掃除することを意識し、髪の毛も必ずすべて拾わなければいけません。もしも、何かのミスをしてしまった場合は、無理やりトイレに連れて行かれ、素手で掃除をすることを強制されます。
【3人のうち一人の女性の話】
彼女は、両親が雇った男性に無理やり診療所に連れて来られました。その日から、ベッドやバスルームに縛り付けられる日々が始まったそうです。
彼女は家族によってこの地獄のような施設に入れられたのでした。
レ〇プも・・・
この診療所の職員は“理不尽な規則”に違反しなくても、首を絞めたり、殴ったり、暴力を振るい続けていたようなのです。
また、治療の一環として、男性職員にレ〇プされ続けていたと女性たちはPaolaに語っているのです。
これが本当に治療だったのでしょうか?そして、レズビアンに本当に治療が必要なのでしょうか?
真の姿、真の自分を表現することは罪なのでしょうか?