忙しい現代人にとって長期休暇を利用して海外旅行に行くというのは、ゆとりのある大人としてひとつのステータスとなっています。一口に海外旅行といっても無難なハワイやグアム島、アメリカや近場のアジア諸国などと選択肢はいくつもあるでしょう。そんな中、毎年行ってよかった観光先ランキングで上位を取っているのがフランスのパリです。
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パリは歴史ある都として非常に昔からの美しい風景をそのまま街並みになっていますし、道行く人もみんなお洒落でスタイルも良く、フランス人が街頭に立っているだけで絵になります。
しかし、そんなパリに観光に行くにしても幾つかの注意点があります。
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まず、治安になりますが、都会ほど治安の悪さが目立ってきます。 jp
特に盗難被害が多いのは観光客が沢山集まってくる凱旋門やシャンゼリゼ通り、オペラ通りなどの主要道路になるでしょう。
盗難被害の種類は現代も昔もあまり変わっていませんが、良い一眼レフカメラなどを片手に撮影していると、一緒に撮影してあげるといってカメラごと奪われて逃げられますので注意が必要です。
そんな盗難被害に遭わない為に、日本でも出来ることがありますので、まずはそこから勉強していくといいでしょう。
一番手っ取り早い勉強の仕方は、パソコンを駆使してインターネットでパリ在住日本人のブログを熟読することです。
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パリは人気の都市で、沢山の日本人も結婚したり仕事を見付けたりして永住権を獲得しています。そんな方が投稿している日本語のブログは非常に参考になりますし、地元の人ならではの危険区域や、このような被害に遭わない為にといった注意事項が事細かく載っていますので大変おすすめです。
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また、犯罪のことだけではなく、美味しいフランスパンの情報や格安でランチをするならここがお勧めといった情報や、バスやタクシーの乗り方など説明されてあるので読むと便利です。 co. jp
フランスのパリは文化なども日本と大きく異なります。
フランス人は挨拶を大変重要視します。例えば、パン屋さんや小さな雑貨店にお店に入る際なども、日本では客はお客様というイメージが強いですが、欧米諸国ではサービスは有料という認識が一般的です。
その為にお客と店員は平等と感じている人がほとんどですので、挨拶は必ずすると良いでしょう。
また、パリ在住の日本人ブログによく書かれてあることですが、レストランのオーダーは必ずチェックすると良いです。
オーダーと違った商品が提供されたり、頼んだ覚えのないメニューが出てきたりしたら、はっきりと間違いを伝えることが重要です。
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そういったお店は観光客だと馬鹿にしてお釣りなどもごまかしてくる可能性もあります。 mdpr. jp
日本人ブログではそのような注意点はもちろんですが、電車の乗り方やマナーなども快適に乗るためのコツが掲載されてありますので読んでおくと良いでしょう。
一口に電車といっても、フランスは日本と違って非常にマナーにうるさい国のひとつです。
レディーファーストはもちろんのこと、お年寄りや妊婦など弱者が乗り込んで来たら必ず誰かが席を譲ります。そのような弱者にとっては住みやすい国といえますが、おおらかに育ってきた日本人にとっては息苦しさを感じてしまうこともあるので心得ておきましょう。
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パリでは気温差があるとよくブログに書かれてあります。 com
朝と昼の寒暖差が十度以上ある地区も多くあり、慣れない海外生活で身体を壊してせっかく旅行や滞在が台無しになってしまったなどといった日記も存在します。
気軽に脱いだり着たりできるようなカーディガンやジャンパーを持っていると役立ちますので、多少荷物が増えたとしても上着は必ず持参して外に出かけるようにしましょう。