![e696b0e8a68fe38395e3829ae383ade382b7e38299e382a7e382afe38388 3.png?resize=1200,630 - 日本対クロアチア戦[6日午前0時]、前回準優勝チームに勝つ確率はゼロではない？「見る価値しかない」「勢いだけなら負けてない」](https://i.smalljoys.me/2022/12/e696b0e8a68fe38395e3829ae383ade382b7e38299e382a7e382afe38388-3.png?resize=1200,630 "日本対クロアチア戦[6日午前0時]、前回準優勝チームに勝つ確率はゼロではない？「見る価値しかない」「勢いだけなら負けてない」")
ワールドカップカタール大会のグループステージでドイツ、スペインを連破した日本は、日本時間12月6日午前0時キックオフのラウンド16でクロアチアと激突します。クロアチアはグループステージ初戦でモロッコと0対0で引分け、カナダとの第2戦は4対1で快勝していて、ベルギーとの最終戦を0対0で乗り切り、モロッコに次ぐグループ2位で勝ち上がってきました。
クロアチアの主将のMFモドリッチ、ブロゾビッチ、コバチッチ、FWクラマリッチ、ペリシッチらは、2018年ロシア大会の準優勝メンバーです／。ズラトコ・ダリッチ監督も4年前の大会で采配をふるっていて大舞台に慣れています。
クロアチアのシステムは4-3-3を採用することが多く、日本のように3バックと4バックを併用したりはしないのが特徴でしょう。グループステージでは先発をほぼ固定しており、対策は立てやすいのではないかと考えられます。
日本はスペイン戦と同じく、試合開始から3-4-2-1で戦うべきだと言われていて、それは大会開幕前はオプションのひとつだったが、グループステージの3試合を通して練度が高まっています。とりわけ、1トップの前田大然をスイッチ役とした前線からの守備が、高い位置でのボール奪取に結びついています。森保一監督がチーム結成当初から目ざしてきた「いい守備をいい攻撃へつなげる」ことが、このワールドカップで実現できているのです。
CBの板倉滉が、警告の累積で出場停止なのだが、2、3戦目を欠場した酒井宏樹が、3日から全体練習に合流し、出場すると思われます。スペイン戦で大会初出場となった谷口彰悟も、好パフォーマンスを見せていて、キャプテンの吉田麻也は「試合に出ている選手も出ていない選手も、いい準備をしている」と話しています。3バックの顔触れがどのようになっても、クロアチアに対抗することはできると予測できます。
ノックアウトステージは延長戦があるので、90分で決着を着けることは大前提だが、試合展開によっては延長突入を覚悟することもあるかもしれないので、途中出場で試合を動かすジョーカーの役割を担っている堂安律、三笘薫、浅野拓磨らを、どのタイミングで起用するのかは勝敗を左右するポイントになります。
ラウンド16進出は2大会連続の通算4度目だが、準々決勝まで勝ち上がったことはない日本ですが、吉田は「自分たちの目標はベスト8の壁を破ることなので、ここで満足せずにもうひとつ先へ行って新しい景色を見たい。それが日本サッカーの発展につながる」と話しています。国際的な実績こそクロアチアに譲るが、「勢い」では間違いなく日本が上回ります。