先の日本政府からの「ホワイト国」除外に対して「盗っ人猛々しい」と激しい言葉で非難し、報復として日本をホワイト国から除外するとした韓国の文在寅大統領。二国間を仲裁するとしていた米国も、匙を投げてしまったと伝えられていますが、現在窮地にたたされている韓国はいったいどうするのでしょうか?
もともと、この問題はアメリカ政府から批判を受けていたものでした。北朝鮮へ韓国は、ホワイト国特権を利用して日本経由で高級車を送り出しているが、日本が韓国をホワイト国にしているから、このような事態になると米国のシンクタンクから警告を受け、かつ米国政府も日本の韓国へのホワイト国認定は、おかしいとクレームを付けてきました。
しかし、それでもアメリカは、韓国が中東の有志連合参加の条件に、米国の仲裁を求めたことで、米国務省高官は仲裁を行うと8月1日朝に表明していましたが、8月1日の日韓外相会議で、韓国は徴用工賠償請求で譲歩を示さず、ホワイト国除外中止だけを日本に要求したのです。
しかし当然、韓国が自国の徴用工賠償請求を取り下げた上でのホワイト国除外中止の要求ではなく、一方的な除外中止だけの要求であり、これでは、アメリカは仲裁ができないため、そのままになったのです。ここで韓国が賠償請求で折れれば、日本に除外中止を米国は要求できたかもしれませんが、そうはしませんでした。
このため、仲裁を行うとした米国務省高官も日韓の対立に対して、「米が間に入ってもよい成果得られない」と匙を投げてしまったのです。また、前回、慰安婦の問題で、米国は日韓の中に入り仲裁して、日本に譲歩を求めて10億円を拠出させて財団を作り、永久的解決をしたはずでした。
しかし、韓国は、その米国の仲裁結果を反故にしているので、米国は再度、同じような仲裁ができないし、反故にされた結果を日本から言われ、韓国との仲裁が難しいことを知っているのです。そして、ついに8月2日午前に日本は、閣議で韓国の「ホワイト国」除外を決定すると、韓国では大規模な反日でもがはじまりました。
どこまでも孤立をつづける韓国が向かう先とはどこなのでしょうかー。