スポニチアネックスやメディア各局によると、6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合での日大選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質タックルをして負傷させた問題で、日大は23日午後8時から東京都内で内田正人前監督と井上奨コーチが緊急会見を行いました。
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22日に加害者側の日大DL宮川泰介選手は記者会見で反則は監督とコーチからの指示だったと主張していたが、内田前監督と井上コーチは緊急会見で謝罪をしたものの、関学大のクオーターバックをつぶせと指示したことに対しては否定しました。
写真:twitterで話題!
宮川選手を精神的に追い詰めた指導者側の厳しい言葉についても「言っていない」、「覚えていない」と言及しました。報道陣から続く厳しい追及に司会を務める日大関係者が「もうやめてください」、「(会見を)打ち切りますよ」、「あなた、しつこいんですよ」とイライラを見せながら応戦したことで会見は大荒れとなっていました。
報道陣からは「あなたの発言で日大のブランドが落ちるかもしれないんですよ」の言葉に対して司会者は「いいえ、落ちません!」と返答する場面もありました。
司会者は一体誰なの?
では、司会者は一体誰なのでしょうか?
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NEWS ZEROが、日大会見の炎上司会が、広報部職員・米倉久邦だと言ってる!(◎_◎;) #日大会見
— spinshing7 (@desachieve) May 23, 2018
米倉久邦氏のプロフィール
名前:米倉久邦(よねくら ひさくに)
生年月日:1942年
出身:東京都
学歴:早稲田大学
職業:客員論説委員 日大広報部職員
写真:nznsms.jp
記者会見
5月22日、宮川泰介選手が勇気を振り絞って記者会見に出席した翌日に緊急記者会見を開いた日大側の首脳陣。これには一体、何の意味があったのでしょうか?
写真:ニコニコニュース
内田前監督も井上コーチもタックルの指示を否定しています。内田前監督は自分が全ての責任を取ると言いながらも宮川選手に責任を押し付け、会見では井上コーチに責任を押し付けたりして話が二転三転していることが分かります。
さらに、井上コーチも「相手選手がケガをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」と話したことに対して「相手がケガをしたら得か損かということは言っていない」と否定していることが分かりました。
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つまり、否定するために記者会見を開いたのでしょうか?
写真:My News23
被害者の家族や選手、関西学院側は謝罪よりもタックルに至る経緯や真実を知りたいのです。否定している発言は文書や囲み取材では何度も聞いたので、記者会見を開くまでもないはずです。
いずれにせよ、絶妙なタイミングで火に油を注ぐようなこととなった緊急記者会見は炎上よりも大爆発になりそうです。