解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で9日、87歳で亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんの「家族葬」が12日、都内で執り行われました。
ジャニーズ事務所によると、集結したジャニーズタレントは約150人だったといいます。
一方で気になるのは、2017年9月にジャニーズ事務所を退所した稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)による「新しい地図」の動向でした。
家族葬は12日の昼ごろ、約1時間半かけて行われました。
ジャニー氏の姉の藤島メリー副社長とめいの藤島ジュリー副社長や、タレントを引退した滝沢秀明氏(37)も出席したことが明らかになっています。
同日、午前9時すぎ、所属タレントを乗せた黒のアルファードやハイエースが続々と集結し、マイクロバスも横付けされ、ジャニーズJr.とおぼしきメンバーが次々と降りてくる様子が捉えられました。
その後、正午すぎになると、事務所のスタッフだけがビルの外へ移動することとなり、事前にジャニーズ事務所はこの日の葬儀について「ジャニーの子供でございますタレント達とJr.のみで執り行う家族葬とさせていただきます」と説明していたことも明らかになっています。
ジャニーさんとの葬儀は、最後の時間…..つまり、純粋に「子供たち」だけで過ごした可能性が高いといえるでしょう。
葬儀場所に選んだのはジャニーズ事務所が数年前に購入し、実勢価格80億円以上といわれる東京・渋谷区の自社ビルでした。
生前、ジャニーさんが「都心でもっと大きいJr.の稽古場が欲しい」という要望で購入したといわれる場所だったといいます。
関係者によりますと、「これだけのジャニーズタレントが一堂に会するのはめったにない。会場では歴代のジャニーズの曲が流され、スクリーンに門外不出のジャニーさんのプライベート動画が映されたようだ。それを見て、皆が思い出話に花を咲かせていた」と話します。
そんななか、注目されたのは元SMAPの、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が参列したか否かでした。
元SMAPの3人は、2017年9月に事務所を退所し、チーフマネジャーだった飯島三智氏(現CULEN社長)の下に合流。「新しい地図」として再出発したが、先月18日にジャニーさんが救急搬送された後も対面はかなわなかったといいます。
一部スポーツ紙では家族葬の場で中居正広(46)、木村拓哉(46)と合流し「SMAP再結成」とも報じられましたが、3人の姿は確認することができませんでした。また、中居の姿も確認できませんでした。
「3人は来場していません。下手に参列して現場を混乱させても悪いと配慮したようですね。すべてが終わるのを待ってから、後日、ジャニーさんの元にあいさつに出向くと聞いています」(芸能関係者)
とはいえ、病室のジャニーさんに意識があれば、とっくに面会を許されていたはずなのに、無念でなりません…..
3人が退所する際、ジャニーさんは「どこに居ようと応援する気持ちは変わらない」と異例のコメントを発表していました。
そんなジャニーさんが存命だったからこそ、3人は“守られていた”部分もあることでしょう。しかし今後は、メリー喜多川副社長の娘である藤島ジュリー景子氏が新社長に就任する見通しとなっています。
「現時点で、この母娘が3人と飯島氏を応援するとは思えない。ジャニーさんが亡くなった後、3人に対しての風当たりが強くならなければいいのですが…」(芸能プロ関係者)
元SMAPさん人がジャニーさんの葬儀に参列しなかったことについて、ネット上では以下のようなコメントが寄せられています。
「『三人は参列できず』ではなく『今は参列する立場にはない』の間違いでは?」
「これは所属タレントのみ。後日 お別れ会でしょ?地図の3人がお別れ会に参列出来るのかはジュリーの器次第」
「ジャニーさんの子供たちであれ各々の今の立場がある大人になっている周りが興味本位で記事にするのはおかしい。もう、そっとしてあげればいいのにって思う。子供たちで見送ったのを最後にして他は個々でやるんだろうから詮索するのは本当に野次馬だとしか思えない」