2019年6月5日、お笑いコンビの南海キャンディーズの山里亮太さんと、国民的女優の蒼井優さんが結婚を発表しました。そんな二人が多くの報道陣の前で幸せいっぱいの結婚記者会見をしたことは、令和に入って世間に大きな衝撃を与えましたね。この結婚発表には、芸能関係者だけでなく、世間からも祝福する声が相次いでいます。
6月10日、伊集院光さんがMCを務める自身のラジオ番組『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)にて、伊集院さんは番組の冒頭から山里さんと蒼井さんの結婚についての祝福コメントをしました。
しかし、伊集院さんは2人の結婚を祝福した一方で、結婚報道について気になる点があったようです。伊集院さんは、「すごいよね!にこやかに、まるでいいことのように『男は顔じゃないですよね』みたいな話をしてくる真人間たち。」としたうえで、「その世の中のリポーターたちのあの感じ!超気持ちわりぃよね。超気持ちわりぃよね!」と言及しました。
続けて、「だって俺は分かってる。俺はそういうクソみたいな人間っていうことで、クソみたいな人間がクソさを発揮する夜中の番組でいってますけど。そうじゃない昼間の、祝福ムードいっぱいのあの会見場で『私たちは真人間です。世間の正義です』という人たちが、まぁ山里くんがブサイク前提で始まりですよね、ダメ人間前提で始まり、さらには蒼井優さんが魔性だなんだ面と向かっていう感じ?『あっちすげえな』と思いながら、見てましたけれどもね。」とコメントし、山里さんが実は女性からモテるという扱いをしたり、ブサイク扱いをする報道陣の質問などに対して、疑問を持ったようです。
『真人間ぶった報道陣』の質問に対してあまりよくない印象を持っていたという伊集院さん。番組放送後には、ネット上からも共感の声が多数寄せらたそうで、「聞いていてすっきりした」「よくぞ言ってくれた!」「いいたいことをいってくれた」「さすが伊集院さん!」といった声が上がりました。
また、結婚会見当日に、ラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で「『モテないキャラ』の自分が結婚すると、ファンが楽しくなくなるのでは」と悩みを明かした山里さんに対しても、「いい妻をもらおうが、こういう性格だと心の底から黒いものは湧き出てくるから、大丈夫だよ」と心強いエールをも送りました。
伊集院さんによると、心のねじ曲がった人間は結婚して素敵な妻と暮らしても、『どす黒い感情』はどこかから無限に湧き出てくるのだとか。自身の経験を元にした伊集院さんのアドバイスに、山里さんはTwitterで感謝の声をつづっています。
伊集院さんありがとうございます!
ねじくれ曲がっていてよかった、心から思います。
あの「大丈夫だよ」で生きていけます。— 山里 亮太 (@YAMA414) June 10, 2019
山里さんと蒼井さんの結婚には本当に衝撃を受けましたが、報道陣の質問には、伊集院さんだけでなく世間からも「失礼な質問をするな!」などの声があがっていたそうです。
少なくとも、伊集院さんのこの素晴らしい言葉は、山里さんの心を救ったことでしょうね!