女性や子供はぬいぐるみが大好き。自分で作りたいと思う人も少なくないと思うのですが、作り方を知らなければ当然、完成させることはできません。どうすれば作れるようになるのかを分かりやすく説明していきます。
まずは「簡単である」というイメージを持とう!
人間というのはかなり無意識やイメージに支配されやすい生き物です。例えば30年以上前に「日本人が100m走りで10秒を切れるか?」と当時の人たちに尋ねても「そんなことはありえない」一笑に付されたはず。しかし今では日本人のトップレベルの陸上選手なら数人が10秒を切る可能性がありますし、桐生祥秀は真っ先にその壁を突破しました。
話が飛躍しましたが、ぬいぐるみ作りも全く同じ。作り方を知らないと「とうてい自分には作れっこない」と思ってしまいます。しかしやり方さえ理解すれば「これなら私にもできそう」と認識が変わります。こちらの記事はそういう目的で書いています。まずは「簡単にぬいぐるみが作れる」というモードになってください。次から具体的な作り方を説明していきます。
型紙とフェルトは必ず必要
まずはクマのぬいぐるみを作るという前提で説明していきます。必要な材料は30cm前後のフェルトが一枚です。こちらは20cm角のフェルト二枚でも代用が可能です。他に鼻の周囲に使う20cm角のフェルトと花柄のコットン。刺繍用の糸なども容易しましょう。目にはビーズを使用します。
他に手芸綿やフェルトにマッチした色のミシン糸や手縫い糸があればベターです。道具は先端の細いハサミに割り箸。ノリとペンに手芸用ボンド。壁紙用の紙、時間が経過すると塗ったところが消えるマーカーがあれば問題ありません。まずは壁紙を使って切り抜くものを紙に書きます。それをフェルトに重ねて丁寧にハサミで切っていきましょう。
裁断が終わったら、中に綿を詰めながら縫い合わせていきます。一体あたりおよそ5時間ほどで完成すると言われていますが、これは慣れた人での時間換算。最初はもう少し時間を費やすと見ておいた方がいいでしょう。
子供が喜ぶキャラクターのぬいぐるみ
初級、中級のぬいぐるみを作れるようになった人はキャラクターのぬいぐるみに挑戦してみましょう。難易度は高めですが、作れたときの達成感はかなりものとなります。ネット検索で調べてみると、いくつか作りやすいキャラクターを見つけることができます。犬夜叉のぬいぐるみを作った人は、何と全長42cmとかなり壮大な作品にチャレンジ。
これを作り上げられる人はかなりの達人と言えます。他にも「るろうに剣心」「ヒカルの碁」「吸血鬼ハンターD」「デ・ジ・キャラット」なども作れるようです。創作性溢れる人は、まだ誰も手をつけていないキャラクターのぬいぐるみを作成して見ましょう。完成したものをSNSでアップすれば、ぬいぐるみ愛好家たちから「スゲー!!!」と絶賛されることは間違いありません。
催しの際に作るぬいぐるみ
自由自在にぬいぐるみを作れるようになったら、催しごとに関連したものの作成に挑戦してみてはどうでしょう。小さな子供がいる家庭では、クリスマスのときにサンタさんやトナカイなどがいるだけで盛り上がります。
そのうちに子供から「ねえ、あれ作って!」といったリクエストがくるようになるかもしれません。そうなるとあなたも一人前のぬいぐるみ職人ですね。
まとめ
何でもそうですが上達するには量をこなすことです。最初から難しいものに挑戦すると、頓挫してしまい出鼻をくじかれます。まずは簡単なもので自信をつけてから、中級、上級のものの作成に励みましょう。一心不乱に集中するということは、ストレス解消にもつながります。人生に潤いを与える趣味として、ぬいぐるみをどんどん作っていきましょう。