写真:midorinoomoi.seesaa.net
浅田真央さんの出現以来、日本では羽生結弦さんなど、数々の華やかな、しかも成績の良いフィギアスケーターが増え、それとと同時に、スケーターの振り付けや振り付け師、コーチにも注目がいくことも増えました。
なかでも、安藤美姫さんとや高橋大輔さんのコーチをつとめて、日本でも有名になったニコライモロゾフ氏は、世界的にもとても評価の高いフィギアスケートコーチです。
当然、多くのスケーターからラブコールをされているので、コーチ料も上がり、モロゾフ氏を雇うのは大変そうです。point 304 | 1
写真:matome.naver.jp
◼︎安藤美姫を世界につれていったニコライモロゾフ
ニコライモロゾフ氏が日本において知名度を高めたのは、なんと言っても、安藤美姫さんのコーチとして、公私にわたり寄り添い、週刊紙にもたくさん二人の関係を取り上げられ、安藤美姫さんも現役の頃は「ニコライのためにボルシチを作るようになった」と堂々と発言するほどであったこと、また、彼女が妊娠出産したときに、明かされなかった父親候補としても噂があったので、その辺りが一番影響したと思われます。
しかし、安藤美姫選手がほぼ独占しているように見えていた時期ですら、同じ日本人スケーターの高橋大輔さんも、自分のからを破りワンステップ上にいくために、一時期ニコライモロゾフ氏と契約していましたし、同時期に、モロゾフ氏の地元のロシア人の選手のコーチをも兼任していましたように、多くのスケーターから、コーチをやって欲しいと切望される、有能なフィギアスケートコーチであることにちがいはありません。
キスアンドクライをよく見ると分かりますが、フィギアの世界では、自分のコーチが、同時期に同大会で、他の選手のコーチもしているということは、めずらしくありません。
実際、安藤美姫を世界レベルの選手に、一時期でも出来たのは、モロゾフコーチあってのものと言われています。
ですから、オリンピックで上位にいきたい選手が、モロゾフ氏を望むことは今でも多くあります。point 651 | 1
写真:matome.naver.jp
◼︎取り合いになるフィギアスケートコーチ
羽生結弦選手のコーチは、ブライアンオーサー氏ですが、オーサー氏も、何人ものフィギアスケーターのコーチを兼任しています。
オーサー氏は、カナダを拠点にしていますが、カナダやロシアといった、もともとウィンタースポーツが盛んで、オリンピックメダリストを多く輩出している国には、現役選手から、大金をつんででもならいたい、徹底指導でメダルをとらせて欲しいというラブコールをうけるコーチが何人もいます。
ニコライモロゾフ氏も、その一人ということです。point 305 | 1
写真:dot.asahi.com
また、モロゾフ氏は、女子選手の指導がうまいことでも知られています。女の子の心理を理解してあげ、衣装やメイクにもこまかく指摘、指導をするそうです。
ですから、モロゾフ氏がまだ男性として若い女性から見てもじゅうぶんに魅力的なこともあり、女子選手のあいだで「あの子とあたしとどっちが大切なの!」という感情的な展開になることも、あるようです。
実際のところ、ニコライモロゾフの元奥さんは、彼の指導していたフィギアスケーターでしたから、日本人の感覚より、男女のことに寛容なのかもしれません。
モテて、すぐれた指導ができるわけですから、取り合いにもなり、コーチ料が上がるのは、当然なのかもしれません。
ちなみに、安藤美姫選手が着て、賛否両論あった緑のクレオパトラの衣装は、彼女のセクシーな魅力を出そうと、モロゾフ氏が提案したそうです。point 423 | 1
写真:pixls.jp
◼︎まとめ
男子でも女子でも、個人競技のフィギアスケート選手にとって、いつも寄り添ってくれ、食事から衣装や生活態度まで見てもらうコーチというのは、大きな存在です。
したがって、ニコライモロゾフ氏のような、実績のある、しかもカッコいいひとは、指名料も高くなるということでしょう。
安藤美姫さんは、モロゾフコーチ時代は、ファッションセンスを磨くために高級ブティックで服を買ってもらったり、ともに観劇したりもしたそうですから、高いコーチ代を払えば、かなりメリットも多いということでしょう。point 299 | 1