「高須クリニック」の高須克弥院長が8月6日、自身のツイッターを更新。
大阪府の吉村洋文知事らが4日にも「ポビドンヨード」入りのうがい薬の新型コロナウイルスへの効果を発表したことを受け、全国でうがい薬の品切れが相次いでいる現状に「すぐに買い占めを止めなさい」と呼びかけました…!!
吉村知事は今月4日に行われた記者会見の中で、府立病院機構大阪はびきの医療センターが軽症者を対象に行った研究の結果を公表。
ポビドンヨードの成分が含まれたうがい薬でうがいをすると、唾液からウイルスが検出されにくくなったとし、発熱などの症状がある人や接待を伴う飲食店の従業員、医療従事者らに使用を呼びかけました。
その直後から、瞬く間にドラッグストアなどでうがい薬の品切れが続出している他、フリマアプリには“グレー”な商品が大量出品される事態となったのです。
そんな現状を受けてか「いま医者仲間から急報」があったという高須院長は自身のTwitterを更新。
自身らも手術のときに使用しているそうで、「一番信頼できる一般的な消毒薬」だというイソジンが「全ての流通経路から失くなっている」と報告。
「買い占めを止めて速やかに供給しないと全国の手術現場の崩壊が起きる」と危機感をあらわにました。
いま医者仲間から急報。
僕らが手術に使うイソジンの消毒薬が全ての流通経路から失くなっている❗
買い占めて薄めてうがい薬に転用するつもりか。
イソジンは一番信頼できる一般的な消毒薬なんだADVERTISEMENT 買い占めを止めて速やかに供給しないと全国の手術現場の崩壊が起きる。
すぐに買い占めを止めなさい。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) August 6, 2020
最後の投稿では「すぐに買い占めを止めなさい」と買い占め行為に警鐘を鳴らしたのです。
吉村洋文知事らが新型コロナウイルスの感染防止策にポビドンヨードを配合したうがい薬の使用を呼びかけたことで、ドラッグストアや製薬各社は対応に追われている状況…
吉村知事の発言を撤回するような声も上がりネット上では賛否の声が巻き起こっていますが、そんな声に対して高須院長は、
「良い情報を提供した吉村知事は発言を撤回する必要はありません。買い占めする不届きものを捕らえる必要があります。良い情報を早めに出すことはよいことです」とコメント。
吉村知事と大阪市の松井一郎市長に「責任はありません」としたうえで、イソジンを買い占めをする不届き者が悪いと強調しました。
マスクやトイレットペーパーが品数になった状態のころと状況が似ていますね…。
一方、イソジンは人にうつさないようにする武器になる可能性があるだけで、完全なる予防薬になるわけではないのです。
高須院長のように手術で必要とする人たちもいるため、本当に必要としている人、困っている人たちに行き届くよう、不要な買い占めは控えてほしいと思いますね…!