5日、女優の石田ゆり子さんが インスタグラムを更新。新型コロナウイルスの感染拡大に言及しました。
みんなが分かっていることなんだろうけど…
「おはようございます。新しい朝です」と書き出した石田さん。
「コロナウイルスのことで毎日感染者がどこででたか、と報道されますがたぶんみんな思ってると思うけど…潜伏期間がながく感染力は高く発症しなくてもうつる人もいて重症化してしまうひともいてそして一般的に検査はまだできない。となると発表されている以上の数字が目に見えないところで出たり消えたりを繰り返しているはずですよね。そんなこと たぶんみんなが分かっていることなんだろうけど…」と、日々不安に思いながら過ごす 国民感情に理解を示しました。
自分の言葉でちゃんと国民と向き合うリーダーが…
その上で 「コロナのことでアジア人を差別するとか偏見があるとか心が寂しくなるけれど。こういうとき大切なのは自分の言葉でちゃんと国民と向き合うリーダーなんだろうなぁと思ってしまうし、報道の皆さんマスコミの皆さんみずから国民をパニックにしないでほしいと思うしこれはやはり日本という国の全体の課題なのでしょうか」と、緊急事態に対応できずに迷走する政治と過剰な報道によって逆効果になっているマスコミの現状を指摘しました。
「もちろんわたしもマスコミの傍にいる仕事なので言葉を責任もって発しなければいけない。毎朝ニュースを見るたびにいや、そうなんだろうけどいや、そうじゃないでしょと心の中で悶々とする。わたしの思うことでした」とつづって 最後の言葉を結びました。
勇気のある発言! 医療現場の方からも…
石田さんの 異例ともいえそうでも 真摯な訴えには、共感の声が相次ぎました。
「全くもって同意見です」「共感しかないです」「正に正論!」
「難しいお立場なのに、よくぞ仰ってくれました」「言語化してもらって少しスッキリしました」
「ゆりこさんが言葉にしてくれる勇気に感動しました」「勇気のある発言! 本当勇気のあるかっこいい人」などの反応が続々と寄せられていました。
また、医療現場にいる方からも…
「 医者です。昨日も当直やってました。仰る通りです。
例年、冬に1万人以上肺炎で亡くなります。今、日本で亡くなった方は 2ヶ月で6人です。多くの医療従事者は何故パニックの様に報道してるのだろうと疑問を感じてます。ブ菌肺炎やESBL産生肺炎、市中感染なら百日咳の方が致死率はよっぽど高いです。
今のマスコミ報道は医療現場の足を引っ張る事はあっても助けには全くなってません。
昨日の当直も発熱患者はコロナの可能性があると言う事で受け入れ拒否になってました。普通に腎盂腎炎とかいました。倫理的に受け入れて抗生剤出しましたが… 現場の実際に働いてる人間がもっとパニック回避にむけて発信して欲しいと思う」と言う声が寄せられていました。