石橋貴明(58)さんの 現在の唯一のレギュラー番組で 18年4月に始まった『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)が 今夏で打ち切られるという。
功労者の石橋さんへ“後番組”として用意された枠?
「 以前から 番組打ち切りが検討されていましたが、昨年末、石橋さんがフジテレビ上層部に“まだまだ面白いことができるから 『たいむとんねる』は続けさせてほしい”と直談判したようです。とんねるず、そして妻の鈴木保奈美さん(53)も所属する芸能事務所の社長でもある石橋さんは テレビのレギュラー番組が消滅することを危惧していたようです。しかし、6月末で終了する方向で話が進んでいます」(テレビ局関係者)
妻・鈴木保奈美さんが 4月からドラマ『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)の続編にも出演予定など、精力的な女優業とは 対照的だといえます。
「もともと 30年続いた人気番組『みなさんのおかげでした』終了で功労者の石橋さんへ“後番組”として用意された枠でした。当初は“大人のノスタルジー”をコンセプトにバブル期の流行などを取り上げてきましたが、視聴率は2%台にまで 低下したことも。番組開始当時からのレギュラーだったミッツ・マングローブ(44)が 昨年4月から登場しなくなったのは、制作費削減の一環ともいわれています」(別のテレビ局関係者)
やはり 高額なギャラが、大きなネックに?
「フジテレビの黄金期を支えた石橋さんの最盛期の出演料は 最低1本500万円でした。今回こそ 1本100万円でしたが、それでも 23時台では突出して高い。バナナマンさん、千鳥さんなど人気のMCですら30万円前後ですから。昨年6月にフジテレビの社長が交代したことも大きかったですね」(制作関係者)
フジテレビ関係者もこう語る。
「 遠藤龍之介社長は『フジが不調になった原因は保守性、おごり』と公言。抜本的な見直しに着手していて、その一つが『たいむとんねる』なんです。制作費がかかり、内容的にDVD化もできない番組なら続けるべきではない、という考え方なんです」
同局広報宣伝室に番組打ち切りについて聞くも「お答えすることはありません」という返答。
今も、テレビに強いこだわりを持って…
「石橋さんは’80年の『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)でデビュー以後、40年間、ほとんどレギュラー番組を欠かさなかった“テレビの申し子”のような存在です。テレビ離れが加速しても、『スマホやネットには負けない。まだまだ面白いことができる!』と各局へ新企画を 売り込んでいるといいます。高齢化する視聴者層に合う企画を“初心に帰って”練っているそうです 」(前出・制作関係者)point 313 | 1
「レギュラーゼロ」の屈辱を 自身の 新企画の “新番組”で晴らしたい石橋さん。果たして その思いは いつ届くのでしょうか―。