意外と知られていないことというのは世の中に多くありますが、その中でも最近になって話題になっているのは、トイレットペーパーの三角折は”不衛生”であるということ。
元々感じていた人、言われてから気付いた人などさまざまだと思いますが、知っておいた方がよいことのようです。
先日あるツイッターでの投稿が話題になりました。それがこれです。
つづけて投稿者は
「公衆トイレに入ったらトイレットペーパーがリボン結びされていたんですが、絶対にやめて欲しい…。まさかと思って調べたら「トイレで女子力発揮!」などと書いてある記事が沢山出て来た…用を足した後、洗っていない手でわざわざ無駄にペーパー出してこれをやることに非常識さしか感じなかった…」
と投稿。トイレで用を足した後に、他の人が触れるであろうトイレットペーパーで遊ぶという行為を不快に感じたという内容ですが、これにはネットからも「この人の考える女子力はどのようなものかわからないのですが、女子力よりも衛生面や社会の常識をもっと身に付けてほしいと思いました。」「そんなことせず、早く個室を開けて欲しい……。」とやはり不快に思う人が多いよう。
またこのようなトイレの常識の一つ、トイレットペーパーの三角折、あれがどんな意味があるかをご存知ですか?
あれは元々、清掃スタッフ同士による『このトイレは清掃しています』というサインとしての役割が発祥といわれています。
トイレの清掃者どうしが「すでに終わっているということ」を認識することができるというのがはじまりで、このことから使用する人たちも、トイレットペーパーがキレイに三角折されていると「ここ、こまめに清掃されていそう!」と思うようになりました。
しかし、このきれいの『ルール』が実は誤解され不快な気持ちを生み出しているというのです。
それは、トイレットペーパーの三角折を清掃者以外の人が行っている場合、トイレで用を足し、且つ手を洗う前に行っているため、紙に菌が付着し、不潔であるという考え方があるからです。
これに対し実際に「使用後のトイレットペーパーの先端を三角に折る」という謎のマナーに対し、病院側が注意喚起をする貼り紙が話題になりました。
もしその人が、何かの病気に感染していた場合、トイレットペーパーに触ることで病院中に便中や尿中の細菌が付着し、感染をしてしまいます。
これに対し、ネットからは以下のような反応が寄せられています。
・信じられない…。他人がベタベタ触った紙で拭きたくないよ。
・家でやるなら文句ないけど、不特定多数が使うトイレでやるのは迷惑でしかない。
・トイレの順番を待っている人がいたらどうするの?結び終わるのを待たなきゃいけないの?
・もし自分がトイレに入った時に結んであったら、この部分を丸ごとちぎって捨てます。
あなたが思っている「常識」や「いいこと」が必ずしも正しいとは限りません。善意でやったことが誰かにとては不快になる可能性もあるので、注意したいですね。