新型コロナウイルスの感染拡大がおさまらない一方、感染の原因が飛沫物や排泄物からも感染することが明らかになっている一方、他人の血液からも感染するという事実が最近になり分かったそうですが、これにより一部の方から「蚊に刺されたらどうなるんだろう…」といった疑問の声が上がっているのですが、実際のところはどうなのでしょうか？

「蚊に刺されたらコロナに伝染する説」の真相はいかに？

新型コロナウイルスに感染する原因として、患者の唾液や排泄物、涙だけではなく、血液からも検出されたことが最近になり明らかになったようです。これにともない、「蚊に刺されたら新型コロナウイルスに感染するのか？」といった疑問を持っている方も少なくないようなのですが、間もなく蚊が増えてくる季節が近づくため、より心配になってしまうのも仕方がないことでしょう。point 257 | 1

ただ、結論から言って「蚊に刺されたらコロナに伝染する説」は皆無に等しいです。まず、蚊が伝染させるウイルスというのが極めて限定されており、いまだ新型コロナウイルスが蚊により感染した症例も見つかっていません。万が一新型コロナウイルスを発症した患者の血を蚊が吸い取ったとしても、ほとんどの可能性でそのウイルスは蚊の体内で消滅してしまうといいます。point 226 | 1

今後のことは予測できないと言っても…？

さらに新型コロナウイルスは何よりも人間に浸透しやすいウイルスであるため、蚊に繁殖する可能性は極めて低いとのこと。蚊が人間の血を吸うと、その血を消化するのに約2～4日ほどかかるため、その間にウイルスは消滅するとのこと。ただ、世界には約3500匹の蚊が存在するため、その蚊を片っ端から検査するというのは不可能。point 226 | 1

そのようなこともあり、100%蚊により新型コロナウイルスが感染しないとは言い切れないと専門家は慎重な姿勢を見せていますが、今後蚊に突然変異などが無い限り、新型コロナウイルスが蚊を媒介して感染するということはなさそう。ただ新型コロナウイルス関係なしに蚊に刺されたくはないと思いますので、日頃の虫よけ対策は必要です。point 214 | 1

まとめ

このように、「蚊に刺されたらコロナに伝染する説」というのは嘘であることが明らかになりましたが、今後このようなデマが広がっても信じないことが大切です。春が近づき、蚊も多くなる時期になりつつあるだけに少なくとも心配する方も多いようですが、他人の血から感染することはあっても、蚊を通じて感染することは皆無であるため安心して良さそうです。point 221 | 1