11月16日、「第71回NHK紅白歌合戦」の出場者が正式に発表されましたが、そのラインナップに疑問を抱える方も多いようです。
紅白出場歌手が発表されるも…?
11月16日、「第71回NHK紅白歌合戦」の出場者が正式に発表。初出場に欅坂46から改名した櫻坂46、NiziU、milet(ミレイ)、瑛人などの名前が発表されましたが、そのラインナップに偏りがあることで、疑問の声を寄せている方も多いようです。まず、ジャニーズ枠として、嵐、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、King & Prince、SixTONES、Snow Manの7組が出場を果たすことに。
このようなジャニーズ所属の歌手の7組出演というのは過去最多にありますが、この他にも「演歌歌手の出場が極端に少ない」といった指摘も少なくありません。紅組では石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、水森かおりの4名、白組では五木ひろし、郷ひろみ、純烈、氷川きよし、三山ひろし、山内惠介と、例年に比べ物寂しい気もします。
裏で忖度が働いている可能性大?
ジャニーズ所属アーティストが大量に出演する背景には今年いっぱいで活動を休止する嵐の影響によるものでしょう。そのため、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2は完全なる「バーター」での出演で、来年以降は特に大きな活動をしない限りオファーは来ないとされています。
「実力派の歌手が呼ばれなくて悲しい…」といった声も?
また、女性歌手のラインナップでも前述した櫻坂46をはじめとした坂道グループ、NiziUなどのアイドルの出演も目覚ましいですが、紅白歌合戦の選考基準にその年に話題になった歌手、世論の支持、番組の企画・演出の3点が挙げられています。そのため、アイドルの出演は必然的ではあると思うのですが…
なんといっても幅広い年代で楽しまれている紅白歌合戦。そのため、演歌歌手の比率が例年に比べ少ないことに、その世代の方々にとってはあまり楽しみが無くなるのではないでしょうか。もちろん、アイドルであっても実力派は多くいますが、パフォーマンスが絶対的なDA PUMP、三浦大知に声がかからなかったことにも悲しいと思われる方も多いようです。
まとめ
このように、紅白歌合戦の出場歌手が発表されたものの、そのラインナップの偏り具合に、例年に比べパッとしないという印象を抱いた方も多かったようですが、何といっても今年はコロナ禍であるだけに、キャスティングにも苦労したのではないでしょうか。何はともあれ、史上初の無観客となる紅白歌合戦の放送に注目したいと思います。