運転にもマナーがありますが、残念ながら歩行者を配慮しないドライバーも多くいるもが事実です。中でも歩行者とすれ違った際、タイヤで水をかけてしまうといったことは多いと思うのですが、これは実は違法であり、罰金も発生するので注意が必要です。
豪雨の際に気を付けたい「水はね」
雨の多いこの季節。車の「水はね」が必然的に多くなりますが、その際にうっかり水たまりを走り抜け、近くの歩行者に水をかけてしまうことも少なくありません。しかし、これを気をつけないと歩行者に通報されかねないので、注意して走行する必要があります。
「水はね」は立派な道路交通法違反
歩行者にわざと水をかけていないとしても、水をかける行為自体が立派な道路交通違反です。道路交通法第71条の1には、次のように記載されています。「ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行するなどして、泥土、汚水などを飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること」とあります。point 228 | 1
歩行者に水をかけると罰金はいくら？
歩行者に水をかけてしまったドライバーは「泥はね交通違反」が問われ、反則金は大型車で7000円、普通車と自動二輪で6000円です。行政処分である違反点数はないようです。
ただ「水はね」をした車は一瞬で立ち去ってしまうため、現実的にはドライバー側を通報するのは稀なケースなようです。しかし、違反であることには変わりなく、動画などを撮影されていたり、周りに証人が多かった場合にはドライバー側も逃げられないと思いますので、雨の季節に車に乗る機会が多い方は特に注意が必要ですね！point 208 | 1
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