辛いものが好きな人も多いことでしょう。しかし、食べ過ぎには健康を害することもあるので注意が必要です。そんな中、最近になり、辛いものを食べ過ぎることで命を落とすケースも発覚したそうで、癌にかかり亡くなってしまった少女のエピソードが話題になっています。
癌にかかって命を落とした10代の少女
それは中国での出来事。辛いものが大好きなあまり、3食全て辛いものを食べていた10代の少女に悲劇が訪れました。普段から辛い物を食べていたことで、腹痛と下痢を何度も発症。そのたびに病院に足を運び、医者から「辛いものは控えるように」と注意を受けていたようですが、それでも辛いものを食べること我慢できなかった彼女は、医師の忠告を無視していました。
そんな彼女はとある日、友人と一日中辛いものを楽しんでいた中、普段よりも激しい腹痛を覚え、血便が出てしまい、病院に救急搬送されました。彼女に下された病名は結腸がん。さらにそれが発覚した時にはすでに末期の状態で、肝臓に転移し、医師に「手の施しようがない」と言われてしまったようです。彼女は医師の忠告を無視し、自身の健康をおろそかにしていたことを公開しましたが、残念ながらその3ヶ月後に命を落としてしまいました。
辛い食べ物には発がん物質が含まれている?
医師いわく「辛い食べ物には癌の発症を抑制する一方、摂取する量によっては癌を誘発する可能性もある」とのことで、適度な摂取を勧めています。日頃から辛いものを好んで食べる方は、限度を超えた摂取をすることでこのよな取り返しのつかないことにならないよう注意が必要です。辛い食材にはカプサイシンという成分が含まれており、ダイエットにも効果的だというのは有名な話ですが、それも適度な摂取を守った場合の話です。
時々、テレビ番組などで激辛料理が紹介され、その辛さの限界に挑戦するといった企画も見受けられますが、それがどれだけ健康に害を及ぼすのか、一度考える必要があります。辛いものには中毒性もあるため、限度を考えて摂取をしないと癌を誘発してしまう可能性もあるので、あくまでも食べられるところまで抑えるのが大切ですね。
まとめ
このように、辛いものの適度な摂取は体にいいものの、限度を超えた摂取はむしろ毒になる、ということが分かりますが、最悪のケースだと癌にかかってしまい命を落としてしまう…ということも肝に銘じておく必要がありそうですね。特にYoutube配信されている方はくれぐれも辛さの限界に挑戦…といった動画は配信しないようにしましょう。