人間であれば誰でも日常的な感情の変化を経験します。嬉しい時もあれば悲しい時も、イライラする時だってあります。「なんでこんなにイライラしてるんだろう…」と自分でも分からない時もありますが、イライラの原因は当然ながら存在します。
イライラの原因の元って?
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イライラは様々な精神疾患の初期症状である可能性があります。普段よりイライラ、不安、焦りを感じている場合、不安障害やうつ病の可能性があるとのこと。この場合、イライラが怒りに変われば情動調節障害や火病の危険性が多くなるとのことです。PTSD(心的外傷ストレス障害)などの過去のトラウマも関係があるとのことです。この場合、イライラの原因となる現在の葛藤や悩み、ストレス、過去の記憶などをよく掘り下げていけば、イライラから早く抜け出せます。
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また、様々な中毒症状に冒されている場合もイライラの原因に。アルコール中毒はイライラ、憂鬱、不安、不眠などを誘発し、炭水化物中毒も日頃のイライラが増すため、治療が必要です。また認知症の初期症状もイライラと憂鬱であるため、もし家族の中にそのような症状が見られたら、病院で診てもらいましょう。
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また睡眠障害も要注意。不眠症やいびきによる睡眠時無呼吸症候群は睡眠を妨害し、身体の疲労はもちろんのこと、イライラや不安などを誘発します。
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また、内臓疾患の兆候の可能性も。体力が落ち、免疫力が低下すれば無意識にイライラすることがあります。特にバセドウ病がその代表的。また、低血糖も同様。その一方で、特定疾患の治療のために服用している薬の副作用でイライラが現れることもあります。よって、薬を服用した後、イライラしやすい、と思ったら即医者に相談しましょう。
イライラを呼び起こす生活習慣
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また、イライラしないためにも、日頃の生活習慣も改善する必要があります。糖分を摂取しすぎると、感情の起伏が激しくなり、イライラの元になります。また日頃から水分を摂取していない人も要注意。体に水分が不足するとイライラを誘発する可能性があります。
イライラの対処方法とは?
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特定疾患や症候群によるイライラなら、何よりも治療が必要です。ストレスや人間関係などの心理的要素が原因であれば、周りの環境を改善しなければなりません。趣味などで身体を動かせば、イライラを緩和することができます。運動は身体機能の向上だけではなく、心理的安定や満足感、気分転換を同時に与えてくれます。身体能力は個人差があるので、自身に合う運動法を見つけていきましょう。
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運動があまり得意ではなければ、散歩や瞑想、ヨガがおすすめ。また運動が好きな人は有酸素運動をはじめとした体力強化運動がベスト。またアロマバスでマッサージをすれば緊張とストレスを解消し、音楽鑑賞や楽器演奏、歌を歌うことも効果的。
イライラに効果的な食べ物って?
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イライラが最高潮に達しているならば、ハーブティーやミネラルの多い果物、野菜がベスト。その反面、コーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物、チョコレートやコーラはイライラを誘発してしまうため、できる限り飲まない方がいいそうです。
まとめ
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以上、自身がイライラしてしまう理由について紹介してみましたが、やはりイライラは日常生活に支障をきたしてしまうと不便なので、今日から改善をしていきませんか?
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