岸田首相について、いま政策と同様に注目を集めているのは首相の腕時計だといいます。ツイッターで首相の時計が「セイコー アストロン 価格:約33万円」とつぶやかれたことで、この金額が高いのか安いのか論争が起きているのです。
「この時計代だけで、特別定額給付金3人分を超える」 「33万円て一国の首相が着けるには安いくらいじゃないの!?」というような行き場のない論争が勃発する中、 「逆に言うと岸田総理には腕時計の値段以外、罵る点がなかったとも言えるよね」というような意見まで飛び交う様です。
腕時計の写真を確認すると、おそらく世界限定7000本のアストロンSBXB001だと推測でき、2014年に発売され、本体価格は30万円、当時の消費税8%を加算すると33万円弱となります。
岸田首相の腕時計について、政治ジャーナリストが 「初代が1969年に発売されたセイコーの『アストロン』シリーズは、2012年にGPS搭載モデルが登場しました。一般的な電波時計と異なり、電波が届かない場所でも、GPS情報から自動的に現在地の時刻に修正されるそうです。 岸田さんは、2012年12月、外務大臣になったとき、このモデルを購入しています。そして、2014年11月、初の中国訪問を前にいまのモデルに買い替えました。 これまでも安倍元首相が3500円のカツカレーを食べただの、菅前首相が3000円のパンケーキを食べただの、有権者は政治家の庶民感覚に敏感です。 岸田さんの時計が高いは安いかはなんとも言えませんが、海外の高級時計ではなく、『国産品を訴えたい』という思いが強いのでしょう」と語りました。
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