湘南乃風は、日本を代表するレゲエアーティスト集団です。個性的な四人のメンバーによって構成されているこのグループは、メンバーの名前もまた一風変わっています。今回の記事では、そんな湘南乃風のメンバーについて詳しく紹介していきます。
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湘南乃風とは?
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レゲエアーティスト集団として2001年から活動を始めていた湘南乃風は、2007年に発売された「純恋歌」が爆発的なヒットとなり一気にトップアーティストの仲間入りを果たしました。
現在でもその人気が揺るぐことはなく、ライブや音楽番組など様々なシーンでファンを虜にしています。また楽曲制作にも非常に精力的であり、現在までにシングル17枚またアルバムも10枚以上を発表しオリコンチャートを賑わせています。
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湘南乃風のグループ名の由来は、メンバーの二人がインディーズ時代に湘南で活動していたことから命名されました。非常にインパクトの強いグループ名であるため覚えやすく、また湘南で行われる多くのライブには毎年のように出演オファーかかるようです。
結成当初のメンバーの名前は?
RED RICE
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本名: 森崎匠
生年月日: 1976年1月9日
出身地: 神奈川県
血液型: A型
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湘南乃風が結成する前に湘南で活動していたメンバーであり、リーダーでもあるのがRED RICEです。いかつい風貌と低音のダミ声が特徴であり、2001年には湘南乃風結成と共にインディーズレーベル「134LABEL」を立ち上げました。現在では音楽活動以外にも「とんねるずのみなさんのおかげでした」などのバラエティー番組に出演する機会も多くなっています。名前は赤飯が大好物であったことが由来になっているようです。point 275 | 1
HAN-KUN
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本名: 半沢卓朗
生年月日: 1979年1月27日
出身地: 神奈川県
血液型: B型
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RED RICEと共に活動をしていたのが主にメロディーパートを務めるHAN-KUNです。的確に刻まれるメロディーと高音ボイスの評価が非常に高く、様々なアーティストからコラボの依頼が舞い込んでいるほどです。なお小学校の時に隣の席であった友達から半沢が苗字のためハン君と呼ばれていたことが、名前の由来になっています。
合流したメンバーの名前は?
若旦那
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本名: 新羅慎二
生年月日: 1976年4月6日
出身地: 東京都
血液型: A型
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湘南乃風で、唯一湘南出身ではないアーティストが若旦那です。人気の女性レゲエシンガーMINMIと結婚していたことでも知られており(現在は離婚)、湘南乃風を結成する以前はレゲエバーで働いていたという経歴もあります。4人の中で最も身長が高く、またメロディアスなダミ声がとても魅力的です。若い頃から大人びた風貌をしており、旦那と呼ばれていたことが名前の由来となっています。
SHOCK EYE
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本名: 植村家浩
生年月日: 1976年12月14日
出身地: 神奈川県
血液型: A型
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SHOCK EYEは湘南乃風のイケメン担当とも言われています。湘南乃風を結成する以前からレゲエを学びに単身ジャマイカに渡り、レゲエシンガーになるための修行を積んでいました。現在は湘南乃風の活動の傍ら、ポルノグラフィティの新藤晴一らと一緒に「THE野党」を結成しボーカルも務めています。なお名前の由来として、本名である植村からしょくと名前のいえひろからイニシャルIを文字ってeyeを使用したと公言しています。point 267 | 1
個人の活動も順調な件
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デビューして15年以上経った湘南乃風はソロ活動も活発です。メンバーそれぞれどのような活動をしているのでしょうか?
今年に入りパパになったRED RICE
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2014年に一般女性と結婚したリーダーのRED RICEは、7月4日に第1子の誕生を発表しました。これでメンバー全員がパパになったわけですが、またRED RICEは今年に入り25kgの減量に成功したことも告白。バラエティーでの活躍も目覚ましく、ますます魅力的なパパになっているRED RICEです。
ソロでアルバムを発売する若旦那
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若旦那は11月14日本名である新羅慎二名義でミニ・アルバム「夢の向こう側のレジスタンス」を発売しています。「湘南乃風の若旦那」というアーティスト像を演じることなく、より自由な自己表現を追求すべく本名での制作活動を行うことにしたそうです。
ソロ活動10周年のHAN-KUN
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ソロデビュー10周年のHAN-KUNは、その独特な歌唱力で人気は今も健在です。今年もワンマンライブを行ったHAN-KUNですが、レゲエを始めた頃から立ち続けてきたクラブ空間での500人限定記念プレミアムライブには、全国からファンが集結しました。今後もソロとしてもグループとしても大活躍してくれることでしょう。
「歩くパワースポット」SHOCK EYE
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SHOCK EYEは、本業とはまた違うところで話題を呼んでいます。SHOCK EYEが「歩くパワースポット」といわれており、スマホの待ち受けにすると運気がアップするそうです。これに関しては人気占い師のゲッターズ飯田も断言しており、女優の波瑠から片想いされていました。皆様もSHOCK EYEの運気を分けてもらいませんか?
湘南乃風の人気曲は?
湘南乃風の楽曲は、冒頭で紹介した「純恋歌」の他にもいい楽曲がたくさんあります。ここで湘南乃風の人気楽曲を何曲かピックアップしていきます。
睡蓮花
湘南乃風の楽曲で「純恋歌」に並ぶ人気楽曲が「睡蓮花」です。睡蓮の花が持つアジア的な雰囲気に合わせてアジアチックのイントロに入りますが、曲の盛り上がる部分はまさに解放感全開です。コンサートではタオルを全力でブンブン振り回したくなる1曲です。
恋時雨
しっとりとしたバラードである「恋時雨」は、失恋をテーマに男の弱さを描いていますが、曲を最後まで聞くと、「終わり」を描いていたのではなく「始まり」を描いていたということに気づかされます。MVには柔道の金メダリストの井上康生が出演しています。
ガチ桜
「桜」と名のつく曲は数ありますが「ガチ桜」の場合、桜の花びらよりもその下の根っこに着目しています。今はただ、美しい花びらを見上げるだけだけれども、いつか花びらにも手が届くと信じて、今は迷いながらもしっかりと根を張る時。そんな熱い気持ちが込められています。
黄金魂
「黄金魂」は、激しい曲調で聞くものを力強く励ます湘南乃風最強の応援歌です。しかし、ここで語られる「強さ」とは決して拳を振りかざしたり相手を言い負かしたりするものではありません。それは「弱いままでも突き進む強さ」。弱い自分を受け入れて動き出すことが湘南乃風が歌う強さなのです。
覇王樹
「覇王樹」とはサボテンのことです。砂漠の中でも枯れることのないサボテンの強さになぞらえた応援歌です。コワモテの湘南乃風ですが、楽曲の中では「弱さ」を真っ直ぐにさらけ出しています。湘南乃風の強そうなイメージは、サボテンのトゲのようなものなのかもしれません。
まとめ
写真:lounge.jp
このように湘南乃風は名前や歌詞などにもユーモアな要素がたくさん取り入れられているため、ミュージシャンでありながらもどこか親近感が湧いてしまう魅力的なミュージシャンです。今後も、彼らの活躍からは目が離せないでしょう。