近年逆輸入役者として、藤原ディーンが大ブレイクを果たしました。そんな逆輸入役者の元祖といえば、アジアの大スター金城武をおいて右に出る者はいないでしょう。そんな彼の現在が、気になっている方も多いと思います。今回の記事では、金城武について詳しく紹介していきます。
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金城武とはどのような人物か?
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金城武とは、台湾出身の映画俳優です。1973年に日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、3人兄弟の末っ子として大切に育てられました。祖父は沖縄出身であるため、彼は台湾とのハーフでありながらも日本人特有の彫りの深い顔をしています。幼少期は台北の高級住宅街で育ち、日本でグラビアモデルとして一世を風靡したインリンオブジョイトイとは幼馴染という間柄です。
高校生の時にスカウトされ、清涼飲料水のCMで台湾デビューを果たしました。その後は歌手としてもデビューを飾り、人気スターへの階段を一気に駆け上がりました。その人気度は凄まじく、他の人気アイドルと共に「四小天王」と呼ばれていたほどです。そして台湾で大ヒットした映画「恋する惑星」に出演したことにより役者としても大ブレイクを果たし、日本にもその名を轟かせるようになりました。point 356 | 1
台湾から日本へ逆輸入!
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逆輸入俳優として金城武が日本でデビューしたのは、1995年に放映されたゴールデン洋画劇場ドラマスペシャル「聖夜の奇跡」です。なんと日本デビューが主演でもあり、抜群の存在感から金城武の名前があっという間に日本全国に広まりました。また高い演技力に加え甘いマスクとモデル顔負けのスタイルが業界関係者からも評判になり、連続ドラマのレギュラーやCMなど様々なメディアからのオファーが殺到しました。またゲーム好きが高じて当時日本で大ヒットしたテレビゲーム「鬼武者」の主役にもなり、声優としてもデビューしています。
金城武は1998年にアジア人で初めてのプラダのモデル、2008年には同じくアジア人で初めてアルマーニのモデルにもなっています。そして特筆すべきは、なんといっても世界的大ヒット映画「レッドクリフ」に諸葛孔明役として抜擢されたことでしょう。トニーレオンやアンディラウなどアジアを代表する役者に全く引けを取ることのない堂々とした演技は、アジアだけでなく世界からも絶賛されました。point 520 | 1
現在の金城武の活動は?
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現在、金城武は日本での活動を行っていません。それゆえ結婚説や引退説などが囁かれていますが、実際は現在もなお独身であり台湾と中国を拠点に精力的に役者活動を行っているようです。
2015年には、中国映画「太平論」にて40歳にして全く違和感のない高校生役を演じ、視聴者から驚嘆の声が上がっています。またこの作品では、長澤まさみと共演したことでも話題になりました。残念ながら日本では公開されていませんが、とても評価の高い作品ですので今後公開されるかもしれません。また2016年には中国メディアが選出する「世界10大美男」にて8位にランクインしていることからも、金城武の魅力は未だに健在であるようです。point 382 | 1
まとめ
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金城武は、しばらく日本では活動しないと宣言しています。その理由は定かではありませんが、しばらくは台湾を拠点に活動していくようです。日本での活躍が見れないのは残念ではありますが、いつの日かきっと日本にも戻ってきてくれるでしょう。