史上初の音楽DVD10作連続1位の記録を持つ元ジャニーズの滝沢秀明、モデルの小雪と結婚した俳優の松山ケンイチ、そして日本アカデミー賞主演女優賞の井上真央、彼らの共通点はNHK大河ドラマで主役を務めたことだが、それだけではないのはご存知でしょうか?実は、3人とも創価学会の会員だったのです。
松の内が始まったばかりの1月、全国に点在する創価学会の関連施設では新年勤行会が開かれていました。これは学会員にとって初詣代わりの宗教的行事であると同時に、1年間の活動指針が示される重要な催しだといいます。
出席した古参会員によれば、「当日は、題目の読経などの後、地区トップから挨拶がありました。“今日は、壮年部の旦那さんたちはテレビの前で釘付けになり、婦人部の奥さんたちは仏壇の前で必勝の唱和をしていたはず”などと、創価大学が出場を果たした箱根駅伝を話題にして笑いを取っていましたね」
その後、地区トップから「大河で主役を務める井上真央さんは生粋の学会っ子で、自宅は活動の拠点でした。彼女も、少年少女部会には欠かさず参加していたのですよ」とこんなサプライズ発言が飛び出して、学会員たちを喜ばせ、学会ウォッチャーが言うには、「滝沢秀明さんや松山ケンイチさんが学会員であることは知られていますが、彼女はこれまで聖教新聞や学会系機関紙に登場したことは一度もない。報道されたこともなかったはずです」
これについて所属事務所や、創価学会は、彼女が学会員であることを肯定も否定もしなかったが、3年前、井上が建てた1億円の豪邸を訪ねると、実母がこう話をします。「私の母の代から創価学会に入っているし、私も娘も信仰しています。今はドラマの撮影で忙しいので、昔のようには活動できていませんがね」とやはり、生粋の学会っ子であることは間違いなく、聖教新聞も購読しているといいます。
だが、なぜ創価学会は、このタイミングで彼女が会員であることを明らかにしたのか…創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏が「もちろん、井上さんが大河ドラマの主役になったことも大いに関係あるが、今年は4月に統一地方選があります。創価学会は、新年勤行会で彼女の名前を出すことで、選挙で戦う会員たちの士気を高めるとともに、“大河ドラマに出ているあの井上さんも学会員なのです”と票集めや勧誘の話の枕に使おうと考えているわけです」と解説します。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]