7月30日。那覇市内の緑のすず乃保育園で預けられていた生後3カ月の男児が心肺停止状態になり、搬送先の病院で死亡しました。
死亡事故が発生すると自治体へ報告する義務が付けられていますが、保育園側が男児の死亡を市に報告していませんでした。
「迎えに行くと玄関で約15分間待たされ、ぐったりした様子の息子を渡された」と、亡くなった男児の母親が語りました。保育園側の「シャワーを浴びせていた」といった説明にも疑問を抱いています。
「渡された時の息子の体は冷たく、ぐったりしていたので、シャワーを浴びさせていたならなぜ異常に気付かないのか」
「呼吸が確認できなかった時点で消防に通報するべきだった。判断の誤りだった」と20年以上の勤務経験がある保育園長が述べました。このような事態になったのは表情・体温・心拍の確認などの必要な業務を怠ったからだと多くの人から推測されています。
認可外保育園には呼吸だけでなく、表情や体熱など6項目10分おきに確認するように求められていますが、全ては未確認の状態でした。県警は死因以外にも、園の安全管理に問題について調べています。
ネット上でも「子どもを預かるお仕事をする人は楽観的に考える思考ではダメだと思います」「その分自分も責任感を持つべき」「この問題は保育の質ですよね」などの声が上がっています。
保育士の業務量に対し給料が低いという意見もありますが、保育園側が真面目に子供のことを考えて接してほしいです。乳児の命を守る事の難しさと保育士の責任の重さを最認識してきましたね…!
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