発掘!あるある大辞典はフジテレビの人気番組でしたが、今では終わってしまっています。その理由と考えられるのがねつ造だったというのが大方の説です。勿論、番組の判断で終わらせているので本当の理由は当事者しか知らないことですが、ねつ造が噂されて大騒ぎになったことは確かですから、これが番組終了の一因ではあると考えてもいいでしょう。下記にどんなことがあったのかを紹介します。人気番組だっただけに残念と思う人も多かったでしょう。
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◼︎納豆ダイエットの特集回で疑念が発覚
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納豆ダイエットの特集回で疑念が発覚しました。納豆に含まれるイソブラボンを摂ることで、痩せられるということだったのですが、データの根拠があいまいということで議論を巻き起こしました。そして、週刊朝日がこのことについて、番組関係者に質問状を送り、調査をするようなこともされたようです。こうした事態を受けて内部調査をしたところ、次々とねつ造が明らかになったということのようです。ねつ造はいたるところにあって、データの改ざんだけではなく、関係者の証言が番組の創作であったり、関係ない資料を出していたりと出るわ出るわという状態だったということのようです。これを受けてあるある大辞典は番組終了となったということでしょう。何しろこの番組は人気番組で影響力が大きくて、この納豆の特集の後には全国の納豆がスーパーで売り切れ続出という社会現象まで巻き起こしていましたから、この番組の影響がいかに大きなものだったのかが分かります。人気番組であっただけに、過剰な演出があったということになるのでしょう。ある程度の演出は当然必要になるのですが、ねつ造してまでとなると、完全に偽りの情報ですから、それを放送したテレビ局の罪は大きいといえるでしょう。人気番組であることも自覚した上でのことですから、余計に大きな罪があるとも考えられます。point 570 | 1
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◼︎ねつ造は一度だけではなかった
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あるある大辞典のねつ造はこの一度ではなかったことも明らかになっています。番組が終わったのは、この納豆特集が原因だとも考えられますが、それ以前にも関西テレビが調査した結果では10件以上のねつ造があったという余罪が見つかっています。内部調査でこれだけ出てくるということは、公平中立なところが調べればさらに出てくることになるでしょう。一度でもあったということは、それだけでこのことは予想されてはいることでしたが、これによって過去にもねつ造をしていたということは間違いないということになったわけです。これによって総務省からは警告処分を受けています。この警告処分は行政指導の中では一番重いともされているもので、さらには電波の使用停止までありえるという通告をされています。行政からそこまで言われては、いかに人気番組といっても終わらせるしか無かったのでしょう。人気番組でしたから、継続を望む人も多かったかもしれませんが、これも仕方がないということでしょう。ねつ造は明らかにいけません。人の健康にかかわることですから、多くの人の人気を獲得する為なら何でもするというのでは、信用されることはありません。内部調査はしていますが、外部からの指摘によってしていることですし、この体質は会社自体の体質といってもいいかもしれません。point 576 | 1
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◼︎まとめ
あるある大辞典はねつ造が判明したことで、番組が終了したと考えられます。致命的なねつ造となったのは、納豆特集の回ですが、既に内部調査によってさらに10件以上の余罪も発覚していて、さまざまなねつ造をしていたということは明らかになっています。これによって警告という重い行政処分も受けていますから、いかに人気番組とはいっても、継続をすることは出来なかったのでしょう。この体質は会社の体質と考える他ありません。point 269 | 1