参院選の投開票日まで1週間となった7月3日、9党の党首がNHKの『日曜討論』に出演し、ウクライナ危機への対応や賃上げの実現などをめぐって論戦を繰り広げました。
そんななか、NHK党の立花孝志党首は3日のNHK番組で、少子化問題を巡り「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」と述べました。
優生思想につながる発言として批判を招く可能性がありますが、立花氏は子育て支援や教育予算の実現に関する具体策について司会者から問われると、「まず子どもを増やせばいいというものじゃなくて、子どもの質の問題です」とし、「いわゆる賢い親の子どもをしっかりと産んでいく。サラブレッドでもそうです、速い馬の子どもは速い。プロ野球選手の子どもも普通プロ野球は上手いわけです」と持論を展開。point 249 | 1
続けて、NHK党としては、まず子どもを産んだ女性に1000万円を支給することも言及し、「いわゆる社会でバリバリ働いて納税されている女性に一旦仕事を休んでいただいて、そして出産育児に専念していただく」との案を掲げました。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐとも明言し、最終的に弱者を守れると持論を展開しました。point 235 | 1
納税するか否かで優劣を判断する趣旨の立花氏の発言に、ネット上ではさまざまな声が上がっており、「質の悪い大人を増やさないための方法は、教育の質を高めることです」「どういう意図で言ったかは知らんけど(そのまんまかもしれんけど)、子どもは親の背中を見て育つというし、極端な例だと、生保の子は生保というのは結構ある印象」point 218 | 1
「質の悪い子供を増やさない為には、質の悪い大人を増やさない、減らしていくことが大前提となるだろうな」「質の良い子どもを生み出すには質の良い親の存在が不可欠。バリバリ働いているキャリアウーマンだって質の良い親になるかどうかなんて分からない。産んですぐに保育園に預けて夜遅くまで預けっぱなしで保育園に丸投げの可能性もある」などの声が上がっていました。point 235 | 1
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