9月5日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)には、ご意見番でMCの松本人志さんが登場。この日の放送回で、菅義偉首相の退陣表明がテーマになった際、松本さんが菅総理の印象に言及したところ視聴者からは大きな反響があったようです。
当初、総裁選への出馬に意欲を示していたものの、新型コロナ対策に専念するという理由で、次期総裁選には出馬しない意向を示した菅首相。
一転して不出馬を表明し、後手後手のコロナ対策が批判を浴び、支持率も低迷する中、人事もできず万事休すとなりました。衆議院選挙前、党内で総裁交代論が強まるなか、就任から約1年で退陣することとなったわけでありますが、この突然の幕引きに、国民からは賛否の声が上がり、また政府内でもさまざまな声があがっていますね。point 214 | 1
この日、同番組に出演した歌手の泉谷しげるさんは「この人はおそらく人気者になりたかったと思うんだよね。『ガースーです』で言って、外したことがあった。オレってかわいいって。楽観的な人なのよ」と指摘。「いくら楽観主義でも、状況が状況だけに強い態度を示さなければならない。人気がないということはこういうこと」と斬り捨てていました。point 223 | 1
本件について話を振られた松本さんも苦々しげな表情で「うーん、やっぱり1年間見てて、暗かったですね」とコメント。一度インターネット番組で冒頭「ガースーです」と満面の笑みで挨拶したことが、コロナ禍であることも合間ってか非難轟々となった出来事を挙げ、それ以降暗い印象だと語り、「そっからもうずっと、目も言葉も淀んでたねえ。淀んでんのを見ると、我々もどんどん淀みだして」「先が見通せないというか、なんか(見てて)つらかったなあ」と言及したのでした。point 282 | 1
大変な時期にやられたなととねぎらいの言葉も送った松本さんの言葉には視聴者からも反響があったようで、「たしかに想いみたいなものが伝わってこなかった」「全体的にどんよりしていた」「暗いというより、疲れてたんですよ」「外見より政策面に言及してほしい」といった声も多く見られました。
総裁選には岸田文雄氏が出馬を表明していますね。国民から散々非難された1年ではありましたが、それでもやり通したことに、お疲れさまですと言いたいところですね。
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