芸能界で生き抜くには強烈なキャラクターが必要です。
芸能人は、キャラを変えることで注目を集めようとする場合が多くて、それによって吉が出るのか、凶が出るのかは予想が付きません。
キャラ変して、失敗して大爆死してしまった人も少なくないのです。
きゃりーぱみゅぱみゅ
写真:きゃりーぱみゅぱみゅ公式Twitter
ファッションモンスターで大人気を得たきゃりーぱみゅぱみゅもキャラ変に失敗した芸能人の一人です。
きゃりーぱみゅぱみゅといえば、2011年からその派手な衣装や、不思議なキャラ設定で大ブレイクしました。
写真:m.asiae.co.kr
しかし、“脱カワイイ路線”にキャラ変した後、CDの売り上げが急降下することになってしまいました。
昨年に発売されたシングル「良すた」は初週の「オリコンシングルCD週間ランキング」で15位でした。その売り上げは4,440枚で、4作連続1万枚割れという結果に。この数字は全盛期の5分の1ほどに降下しているのです。
ネットでは、「キャラが定まってないからしょうがない」、「若さありきのキャラだったからキャラ変するとなぁ」などの声がありました。
松下奈緒
写真:松下奈緒オフィシャルサイト
NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』に主人公の姉役で出演している女優の松下奈緒は、2016年に印象的だったロングヘアを30センチ切ってしまい、そのキャラ変が失敗に終わっています。
写真:news.livedoor.com
彼女が髪を切ったのはドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』の役作りのためでした。
それまでの清楚なイメージを覆すような、“女子力ゼロの独身教師”に挑戦した松下は、コマネチなどのギャグや裸踊りを披露するなど、“3枚目キャラ”を演じ切っています。
しかし、その視聴率(3話)は4.9%という数字でした。
キャラ変して振り切った演技を見せた松下さん、ドラマでは大爆死してしまったのです。
りゅうちぇる
写真:りゅうちぇる公式Twitter
2015年に“ジェンダーレス男子”として大ブレイクしたりゅうちぇるも、まさに現在はキャラ迷走中―。
ブレイク時期はくるくるのパーマとチークメイクが特徴的だったりゅうちぇるだが、現在はストレートヘアでチークメイクも止めているのです。
写真:スタスケ – ザテレビジョン
さらに、7月に子供が誕生してからはおバカキャラを捨てて、“大人路線”にキャラ変をしてからはメディア露出も減ってしまいました。
一方、りゅうちぇるがブレイクした時期に藤田ニコルもおバカキャラとしてブレイクしていました。
藤田もりゅうちぇるとほぼ同じ時期にチークメイクを止めてキャラ変しているが、藤田は『ViVi』の専属モデルに就任したきっかけでさらに人気上昇しました。
同時期に同じくキャラ変したのにも関わらずに、りゅうちぇると藤田の間では大きな差がついてしまったようです。
青山テルマ
写真:青山テルマ公式Instagram
2008年に「そばにいるね」で大ブレイクした歌手の青山テルマ。そのサバサバしたキャラが受けて、2016年頃からバラエティ番組で再ブレイクを果たしました。
しかし“アーティスト・青山テルマ”のファンは、彼女のそのキャラ変についていけなかったようです。
写真:SPICE(スパイス) – イープラス
2017年9月発売のデビュー10周年アニバーサリーアルバム「10TH DIARY」は発売初週の「オリコン週間アルバムランキング」で売り上げ964枚という65位で大爆死してしまいました。
さらに、バラエティ番組での振る舞いも「下品でうるさいヤンキーって感じがウザイ」、「『そばにいるね』のイメージが悪くなるからテレビ出ないでほしい」などの声が上がっています。その結果、現在はメディア露出が大幅に減ってしまいました。