１１月２４日の「世界の果てまでイッテQ！」は２００７年の番組スタート以来、初の生放送でした。
ここで、「私、イモト、『イッテQ』始まって１２年。３３歳、結婚します」と、番組ディレクターの石崎史郎氏（４１）との結婚をサプライズ発表。想像もしていなかった突然の結婚発表に、日本中のお茶の間が驚きました。
この日の「イッテQ」の視聴率は２２・３％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と、久しぶりの２０％超えで、番組歴代５位タイとなる高視聴率だったそうです。
このところ、テレ朝「ポツンと一軒家」に負け続けていた「イッテQ」。久々の挽回でした。
実は３年前、イモトが３０歳の時に、『イモトの元気の素 ８８の言葉』（日経BP）という本を出版。
出版記念のイベントで、“３３歳で結婚する”と明言していました。その際、記者からの質問で、相手がいるのかと尋ねられたのですが、“自分の未来表ではそういう予定なので”と回答。
その際には、彼氏はいなかったと思われますが、さすが世界各国で過酷な撮影を繰り広げているだけある彼女。かなり計画性のある性格のようで、３年前に自らの口で発表したことを、有言実行して世間に見せてくれました。
しかし、実は当初、イモトの所属事務所は、彼女が結婚することも、それを番組で大々的に発表することにも、賛成ではなかったと関係者が明かしています。
イモトは交際していた1年半の間、事務所の説得に回っていたそうです。結局、事務所も折れたわけですが、それでも結婚の影響を最小限にするため、メディアに大々的に取り上げられることなく、ひっそりと発表させたかったようです。ですから、『イッテQ』で大々的に発表することにも、最後まで消極的だったと言われています。
アイドルならまだしも、イモトが結婚してそこまで仕事に影響が出るのかと不思議に思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、今のイモトは、事務所にとっては金のなる木。お笑いタレントとして成功したのは誰もが認めるところ。それに加えて、ドラマ『下町ロケット』（TBS）の出演など、近年は芸能活動を女優業にまで広げたことで、ギャラもアップしていたとのこと。事務所としては、結婚を先延ばしにさせるべく、大きな仕事を次々に入れていたといいます。稼げる時に稼がせておきたかったのでしょう。
イモトは、『お仕事を今まで以上に愛し、共にパワーアップしていきたい』と語っていますが、果たして彼女の思い通りにいくのでしょうか。結婚後も彼女の計画性の高さでお茶の間を笑わせ、さらにはドラマで感動する演技を見せてもらいたいですね。