歌手の氷川きよしさん(44)が23日、大阪・新歌舞伎座で『氷川きよし特別公演』を初日を迎えました。今公演で初めて時代劇ではない芝居に挑戦し、マリー・アントワネット風のロココ調ドレス姿での登場はひときわ大きな反響を呼んでいます。
約1ヶ月間の東京・明治座公演を終えて来阪し、氷川さんは「一座のチームワークもバッチリ、さらにパワーアップしてお届けします」と心機一転張り切っている様子でした。
第一部の芝居「ケイト・シモンの舞踏会 ~時間旅行でボンジュール~」は、氷川さんが演じる若者が18世紀フランスにタイムスリップする感動ストーリー。ジャンヌ・ダルク風、メイド風、アルセーヌ・ルパン風、衛兵風、そしてマリー・アントワネット風など、豪華な6変化を披露しました。
第二部「氷川きよしコンサート2022 in 新歌舞伎座」でも大阪を交えた楽曲を歌い上げ、会場を沸かせていました。
大阪に着くとなぜか「ホッとする」という氷川さんは、お気入りのたこ焼き店を3つ見つけたと明かし、毎日食べているといいます。「家でも作ってみるんですが、なかなか大阪のたこ焼きみたいにはならなくて、水を多くすると1時間2時間たっても固まらないんですよね。やっぱり本場の方に(作り方を)教えてもらおうかな」とは、たこやきトークは止まらなかったようです。
公演の最後の挨拶では「私自身が“生きる魔除け”みたいな存在なので、千秋楽まで何もなく無事に務められるよう、こういう状況ではありますが多くのお客様にお越しいただきたいです」と語り、観客から大きな拍手が送られていました。
このドレス姿を見たネット民は、「キヨコは今日も美しい」「そろそろオーラが見え始める頃ね」「早く本当の自分になれたらいいね」と、どんどん進化を増す氷川さんをあたたかい目で見守っている様子でした。
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