昨年5月、女子高生アイドルに対する事件でジャニーズ事務所を退所したTOKIOの元メンバー・山口達也の近況が明らかになり、ファンの間では衝撃が走っているようです。先月の16日に発売された『女性セブン』によると、事件発覚後、都内の療養施設に入院。アルコール依存と双極性障害(躁鬱病)と診断され、治療に専念してきましたが、昨年夏ごろに退院して、その後は通院してリハビリとカウンセリングを続けている模様です。
現在は?
山口さんは現在、兄のサポートを受けながら東京近郊の家賃7万円のワンルームマンション暮らしているようです。同誌では、最寄りの駅から自宅まで15分程度の距離を休憩をとりながら歩く姿や、手が震えるためハンドルがうまく操作できずに、自転車にまたがっても何度も転倒するなどの近況が報じられ、ファンからは驚きの声が上がっているようでした。
同士の記者はさらに「近況はもちろんですが、一番ショックなのが容姿の変貌ぶり。坊主頭にサングラス、そして無精髭を蓄えたまるで“ガテン系”の風貌に、『まるで別人』『マジでアウトレイジじゃん』といった声も上がっています」とテレビに出て活躍していた時からは全く想像できない容姿に驚く人が多いようです。
ジャニーズ事務所は契約を解除した今も、定期的に山口さんに連絡を取り近況報告を受けているといいます。被害者の女性も山口さんの謝罪を受け止め示談に応じており、事件から1年が経ち病気が回復に向かい、世論が高まれば山口元メンバーの“復帰”の可能性もあるのでしょうか。去年は、TOKIOはデビュー25周年のメモリアルイヤーだったようで、ファンのためにももう一度5人でステージに立ちたいという思いはあるでしょう。しかしTOKIOはバンド。手の震えがあるようでは、現実的にベースを弾くことは難しいのではないでしょうか。
復帰の秘策
山口さんとしてもTOKIOとして戻って来れれば幸いでしょうが、やはり治療との兼ね合いを見ると難しいように見えます。しかし、一方では某制作プロデューサーはそんな山口さんの復帰に関して「坊主頭に髭面の山口は、TOKIOに復帰するのが難しければ、俳優として芸能界に復帰。近頃はドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)以来、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『俺のスカート、どこいった?』(日本テレビ系)など、LGBTを題材にしたドラマが話題を呼んでいます。山口自身も1993年にドラマ『同窓会』(日本テレビ系)で、新宿2丁目に出入りする両性愛者の役を演じた経験もあり、この容姿を活かした配役ならば、可能性があるのかもしれませんが…」と口にしていたそうです。
また、他の業界関係者からも「彼に対してはすでに、女性向け飲食や艶系業界から熱い視線が注がれています。17歳でジャニーズ事務所入りし、芸能界しか知らない世間知らずの彼がそのような業界に飛び込んでしまったら、また道を踏み誤る可能性が高い。それゆえ彼がこれ以上失敗を重ねないためにも、メンバーも含めて事務所関係者は、批判も覚悟のうえで山口が芸能界にとどまれるよう願っているようです」と復帰に対しての前向きな発言も。
周囲の期待
このようにTOKIO以外の形として、山口元メンバーの芸能界復帰は、あり得るのでしょうか。ジャニーズ事務所は山口さんを契約解除した際、「どのような形であれ、未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます」と表明していますし、関係者からのそんな温かい心遣いに、山口さんが今後どう応えていくか気になります。