侍ジャパンの活躍に日本中がフィーバーする中、勝利の立役者となったMVP・大谷翔平投手については、これまで見せなかった顔つきがネット上で話題になっています。
WBCで人一倍闘志をあらわにし、日本を優勝に導いた二刀流・大谷翔平投手が勝負どころで見せた「鬼の形相」はかつて大相撲で横綱貴乃花が鬼神のごとき表情で感動を誘い、これに大谷を重ね合わせる声もSNSで伝えられます。
大谷は優勝が決まった瞬間にマウンドでグラブも帽子も投げ飛ばし、ほえた。前日の準決勝ではサヨナラ勝ちを呼ぶ先頭打者二塁打を放つと、ベース上で雄たけび。感情を解き放つ姿に、ネット上では「大谷さん、鬼の形相!仁王立ち!」などと表情の激しさを感じたツイッター投稿が多数見られます。
一部では「このときの大谷の顔と貴乃花が鬼になったときの顔が重なってみえる」と指摘するツイートもあり、2001年夏場所、貴乃花が右ヒザの重傷を押して出場した千秋楽の優勝決定戦で横綱武蔵丸を破った直後の表情が「鬼の形相」と話題になっていました。「仁王像」にも例えられ、表彰式に訪れた当時の小泉純一郎首相が「痛みに耐えてよく頑張った」とたたえたことも感動を呼んでいます。
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