メディアで取り上げられるなど安くておいしいと話題になったステーキ専門店「いきなり!ステーキ」が、
年末年始にかけて多くの店を畳むと発表したことを受け、常連客らからは驚きの声が出ているようです。
閉店するとなった原因や、ネット上の声を見ていきましょう。
いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービス(東京都墨田区)は、
2019年12 月期第3四半期で16億8500万円の特別損失を計上しています。
11月14日の発表によりますと、閉店の原因となっているのは出店計画の見直しにあるとしています。
急すぎた店舗拡大によりカニバリゼーション(自社競合)が起き、
現在約500店あるいきなり!ステーキのうち44店を閉店するとのことです。
本来、19年度に新規で210店を展開する予定だったとしていますが、115店への縮小も余儀なくされたといいます。
看板を下ろす店舗は明かされてはいませんが、
12月下旬に入って、対象店の公式サイトで続々と伝えられました。
また、12月23日現在までに、全国26店舗が年末年始に店じまいすると発表されています。
ちなみに、19年4月にオープンしたばかりの「浜松三島店」や、
満を持して投入した牡蠣を売りにする「虎ノ門店」「銀座六丁目店」も対象となっているようです。
特に、大量閉店が発表されて以降、SNS上では「行くなら今のうち」との声が目立っているようで、
閉店までに多くの人が来店する見込みなのではないかと囁かれています。
また、独自の電子マネー「肉マネーチャージ」の残高消化に向けた動きも加速しているようです。
手頃な価格で食べられる立ち食いレストラン「いきなりステーキ」。
「今日はお肉を食べよう!」と思い立ったとき使い勝手がいいお店としても知られており、
立ち食いスタイルでお手頃価格の本格ステーキが楽しめるということで、
2013年に銀座でオープンして以来、今や全国で大人気のお店となっていますが、
大量閉店するということで、お客様に衝撃を与えているようですね。
この報道を受け、ネット上ではこんな意見が寄せられています。
「1度行きました。肉の味、質、値段、店の居心地その他を総合的に判断した結果、
その1回が最初で最後の訪問となりました。。マスコミが飛びついたほどの価値は最初からなかったと思う。」
「5年ほど前に一度行きましたがそれ以来一度も行ってません
ステーキがグラム何円という他には無いシステムで安いと印象付けてるが、実際は全然安くない
ここで食べるならスーパーで売ってる割と上等な肉を自分で焼いた方が美味しいと思いますね」
「需要と供給のバランスを考えない出店をすればこうなるのは当たり前。」
「一度ランチの時間に行った。並んでいたので、そのまま列に並んでようやく注文する番がまわってきたので、注文しようとするとランチタイムが今終わったのでご飯は別料金になりますと言われた。並んでたのに1分過ぎたぐらいで、この対応はありえない。ムカついたので食べずに帰りました。なので食べたことない。」
「安くもないし美味しいとも思わなかった。それなりにお金を払えば上質のいい肉を食べれば美味しいのかもしれないが、庶民的でもないし2度目は行こうという気が起こらない。」
などのコメントが寄せられていました。