人気スリーピースバンド「いきものがかり」のギターを担当する、山下穂尊さん(38)が今年の夏頃をめどに脱退する予定で、同時に芸能活動からも身を引くことが、6月2日にいきものがかりの公式サイトにて発表されました。
山下さんの脱退後も、リーダーで同じくギターを担当している、水野良樹さん(38)とボーカルの吉岡聖恵さん(37)の2人で「いきものがかり」としての活動を続けていくそうです。 このことに対してネット上では、脱退を惜しむ声はもちろん、メンバーたちにエールを送るファンが多くみられました。
そんな一方で、山下さんの“素行”が引き金になったのではないか?といった脱退の原因を勘繰るような意見も見受けられました。山下さんは、昨年1月に写真週刊誌に女性スキャンダルが報じられていました。山下さん側は即座に〈事実無根〉として否定しましたが、山下さんのスキャンダルはこのことが初めてではありませんでした。
山下さんのグループ脱退報道に、驚きを隠せず、どのようにリアクションすればいいのか困惑するファンも多いようです。山下さんは、かなり以前より脱退を申し出ていたとのことですが、残るメンバー2人に迷惑をかけたくないとの思いや、記者たちから私生活まで追いかけられる生活に疲れてしまった結果、今回の脱退に至ったのではないかと考えられます。
かつて、いきものがかりは、「NHK御用達」とまで呼ばれていたほど、今でも“優等生バンド”のイメージが根強く残っています。山下さんの“素”のキャラクターが、この優等生とはかけ離れていることを、幼馴染でもある水野さんが一番よく分かっていたと思われ、さらに、山下さんのみに限らず、水野さんも吉岡さんも優等生というイメージが付きまとうことに、どこか息苦しさを感じていたそうです。
そんなこともあり、2017年から約1年半以上も活動休止していた過去もあります。それに吉岡さんは、ボーカルとしてソロでの活動もしたいという思いを強く持っていて、今回2人になることをきっかけに再出発ができると明るくとらえることもできます。現在のドリームズ・カム・トゥルーのように、過去に男2人、女1人の3人組から男女2人組になってからも売れ続けている例もあります。3人のいきものがかりとしては、6月10、11日に開催される横浜アリーナでの公演が、ラストステージとなる予定です。