リオデジャネイロ五輪に出場した競泳女子の池江璃花子選手(19)が17日、
自身の公式サイトやインスタグラム、ツイッターを更新し、白血病の治療を受けていた病院から退院したことを発表しました。
あわせて、公式サイトでは治療の経過についても伝えています。
池江選手はSNSを通して、
「2月から入院生活をし、約10ヶ月の月日が経ちこの度退院することができました」
「辛くて長い日々でしたが、皆さまからの励ましのメッセージを見て、早く戻りたいと強く思う事ができました。応援してくださった方々や、関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです」
とファンらに向けて隊員を報告、また家族や関係者に向けて感謝の意を示しています。
また、メダル獲得が期待されていた東京五輪を目前に白血病が発覚し、
治療を余儀なくされたことによって、池江璃花子選手の精神的ダメージを心配する声も多く上がっていたものの、
「私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること学んだことが本当にたくさんありました。ネガティブ思考になる時もありましたが、まずは自分の気持ちをしっかりと持たないといけないんだと思い、治療に励みました」
と綴っています。
公式サイトでは入院中の出来事についても触れており、
「抗ガン剤治療で吐き気が強い時や倦怠(けんたい)感もありましたが、そんな時はとにかく『大丈夫、大丈夫、いつか終わる』と自分を励まし続けました」
と振り返っています。
池江選手は無事退院したものの、これからも経過観察をしながら治療を行っていくとみられます。
しかし、ひとまず症状が落ち着いたということで一安心しましたね。
今後どうなるかはまだ分からず、予断を許さない状況ではありますが、
引き続き根気よく治療を続け、少しでも早く水泳ができるようになってほしいですね。
池江選手の隊員報告を受けて、ネット上からは歓喜の声が上がっています。
「パリ五輪で泳ぐ姿を是非見てみたい」
「次のオリンピックに出場する姿が見れるといいな」
「暮れにとても良いニュースを聞けた。来年には元気になった姿を見せてくれるかも。」
「今の医学の進歩ってすごいですよね。岡村孝子さんも退院したし。無理せず実証を示し今後の活躍をたのしみにしています」
「よかったねー!自分のことのように嬉しい。東京五輪に出られないのは悔しいだろうけど、まだまだ若いし退院できて本当によかった!」
などのコメントが寄せられていました。