「爆笑問題」の太田光さんが17日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。新型コロナウイルス感染症に対する若者の意識について持論を明かしました。
番組では「『外出自粛メッセージ』なぜ20代に響かない!?」のテーマで新型コロナを特集。緊急事態宣言が出された後も外を出歩く20代に、「なぜ出歩いているのか」「コロナ関連の情報を得る手段」などインタビューを行いました。
これら質問に「前より”コロナに慣れてる感”ありますよね」「家にテレビがないので文字起こしされた記事を見て情報を得ている」などと回答する様子が映し出されると、スタジオでは20代の主たる情報源であるSNS上での情報発信を強化していくべきではといった意見が出ました。
そんな中、太田さんはVTRに登場した20代の若者を見て「(外出自粛メッセージは)本当に伝わってないのかなって、伝わってないように見えるけれども本当にそうなのか?」と発言。「無症状の若者の感染者数が増えているっていうけども、若者がみんなPCR検査を受けているということでしょ。それは、対策を若者もしているということ」point 214 | 1
「街に出てるって言ってもさっきのインタビューを受けてる子たちも、みんなマスクをしてるし」と若者が全く対策をしていないわけではないと意見しました。加えて「若い人たちは去年1年間を、1番楽しい時間を、うんと我慢してきたわけだよね」「若い人に限定して責めるのはあまりにも酷じゃないか」と、思いやる様子を見せました。point 210 | 1
番組ではその後、コロナ禍での失業率について言及。実際に複数のアルバイト先から雇止めを食らったというお笑い芸人・やす子さんを取材。現在の厳しい状況がVTRで紹介されました。これを見た太田さんは「今回の話で言うと、(外出自粛メッセージが)伝わってないっていうけどやっぱり不安なのは若者だと思う」と切り出しました。「田中なんかものすごく蓄えがあるわけですよ」と冗談を挟みつつも「やっぱり若者が一番恐怖を覚えているし、そこを責めちゃうと、グシャッてなっちゃう気がするんだよね」と懸念を示しました。point 299 | 1