2016年はSMAPの解散に日本中が揺れた年でした。解散したSMAPの中でもダントツの人気を誇るキムタク。その頑固なまでに自分を貫くスタイルはいつの年になってもブレません。そんな彼が出演してきたドラマについて、当時の年齢とともに振り返ります。
「あすなろ白書」のときは何歳?
最初にキムタクが役者として大きく認知されたのは「あすなろ白書」からではないでしょうか?若かりしキムタクが光を放ち始めた季節。このとき彼の年齢は何と21歳。かなり若かったんですね。メガネをかけていた役を演じていました。
原作は「東京ラブストーリー」で日本中の若者を虜にした紫門ふみ。当時「あすなろ白書」を見ながら胸を熱くした同年代前後の若者はかなりたくさんいたはず。キムタク伝説はこの作品からスタートしたという見方もできるくらいの好演でした。
ロンバケのときは何歳?
若者たちにハートをがっしり掴んだキムタクの名前をさらに広めたのが「ロングバケーション」です。「ロンバケ」と略され高い視聴率を記録しました。このときの年齢が23歳。「あすなろ白書」からの三年間でずいぶん大人っぽくなりました。8つ違いの山口智子との共演が話題となりました。
年齢的にはお姉さん的な存在のはずなのに、ドラマの中ではそれを感じさせない堂々とした演技っぷり。「あすなろ白書」のときは、「もしかしたら将来活躍するかも?」ぐらいにしか思っていなかった人に「この人は本物だ。とんでもない俳優になるに違いない!」と確信を持たせたのがこちらの作品なのです。
ラブジェネのときは何歳?
「ロングバケーション」の翌年にまたまたヒット作に出演したキムタク。「ラブジェネレーション」の出演時は24歳。立て続けに高視聴率のドラマに出続ける彼にすっかり「月9男」のイメージが定着しました。ロン毛のキムタクが劇中でヒロイン役の松たか子に髪の毛をバッサリ切られるシーンは、キムタクファンに衝撃を与えました。
このドラマのキャッチコピーが「この恋のために生まれてきた。」なのですが、それに違わないキュンキュンするシーンが満載。キムタク以外なら白けてしまうようなシーンでも、彼が演じればたくさんの女性をキュン死させてしまうのですから、大したもの。「平均視聴率30%超え」という今のドラマではありえない数字を叩き出しました。3話と5話と8話以外は全ての回で30%以上を記録したというのは、今でも語り草になっています。point 251 | 1
プライドのときは何歳?
三十路を超えたキムタクが体を張って出演した作品が「プライド」です。32歳と気力体力ともに充実しているキムタクが渾身の演技を見せました。撮影中エキストラの女性にアイスホッケーのパックをぶつけて怪我を負わせてしまうというアクシデントなども週刊誌に取りざたされました。
ハルという役を演じるキムタクは、あまりに集中して演技しすぎるあまり背筋に痛みを感じるようになったのだとか。最終回の視聴率は28.8%を記録しています。キムタクが何かにチャレンジすると、それだけで興味をそそられる人間が多かったようです。やはりスターは何をしても絵になりますね。
まとめ
キムタクの出演作を年齢とともに振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか?他にも「ビューティフルライフ」や「HERO」など、紹介作品がたくさんあったのですがスペースの都合上、割愛しました。
これだけのヒット作に出演している人は日本広しと言えど彼以外にいないのではないかと思います。今後は渋みの出る演技を見せてくれるのではないでしょうか。四十代のキムタクがどのような進化を遂げるのか、まだまだ目が離せません。