松本幸四郎の長男で昭和48年生まれの7代目市川染五郎は、現在歌舞伎界で輝いている若手花形のひとりです。若さに似合わぬ演技力で、古典歌舞伎から現代ものまで幅広く演じる実力は高く評価されており、歌舞伎から離れた時代劇や舞台、映画などでも存在感を放っています。
写真: mypaper.pchome.com.tw
そんな市川染五郎は2003年に高校時代の同級生である関園子と結婚しました。関園子は芸能関係者では無い一般人で、高校時代は特に親しい間柄では無かったようです。高校卒業後は染五郎が国学院大学から歌舞伎の世界へ、園子は聖心女子大に進学し、卒業後はアメリカのコロンビア大学に留学します。更にマンハッタン音楽院で音楽学士課程を修了するなど才芸に秀でる人物である園子は、この留学期間中の染五郎とのメールのやり取りがきっかけで徐々に恋愛感情が芽生えて、2002年から結婚を前提とした真剣交際に発展しました。翌年に結婚し、2005年に長男の斎(いつき)、2007年に長女の薫子(かおるこ)が誕生しました。現在、長男の斎は歌舞伎の道へ、長女薫子は舞踊の道に進み、今後の活躍が期待されています。
写真: gekinavi.jp
関園子は学歴だけでは無く家柄もすごいようで、実家は高級外車ディーラーや不動産投資、レストラン経営など幅広い事業を行っているようです。確かに大学卒業後、音楽の勉強のためにアメリカ留学させることができるのですから、お金持ちであることは想像できますね。市川染五郎も一般庶民と比較すると十分お金持ちですが、園子の実家も大変な資産家で大豪邸だそうです。
写真: zenryoku-express.com
しかし、残念ながら一般人なので詳しいことは公表されていませんが、ひとつの業種にとらわれずに他の業種にも手を広げ、その上全ての事業を成功に導いているのですから、園子の父親はそうとうのやり手の経営者ですね。そのような資産家の家庭に育った園子ですが、お金持ちだから市川染五郎と結婚した訳では無さそうです。市川染五郎の家が一般人との結婚を許す訳がありませんので、園子の実家も一般家庭とは違うしっかりした家柄であるようです。
写真: picbear.com
歌舞伎俳優の社会を指す梨園という言葉がありますが、その妻の事を「梨園の妻」と呼ぶことは広く知られています。梨園には厳しいしきたりが多数存在しているため、その条件をクリアできる女性で無ければ梨園の妻になることはできません。
写真: zenryoku-express.com
一般人の生活とは違う礼儀作法からご贔屓筋とのお付き合い、季節ごとの挨拶状なども全て妻の仕事で、家事をしながらこれらのこともしなければなりません。子供の母として、梨園の妻として多忙な毎日を送る園子の根幹には、資産家とはいえ一般人ということで一切メディアには出ない実家の家柄の良さが浸透しているのでしょう。