メニューの中で目にすることが多いクリームソーダ。ついつい注文するという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
写真:ドリンク | 珈琲所コメダ珈琲店
しかしクリームソーダは最近できたものではなく昔からある、懐かしさを覚えてしまうようなものでもあります。それだけ長い間人々に愛されるのは何故なのか。少しだけその理由を考えてみましょう。
クリームソーダの歴史
クリームソーダは、文明開化の頃にお洒落な飲み物として日本に広まりました。ソーダの清涼感ある色味や炭酸のシュワシュワする感覚に加え、アイスクリームの柔らかな甘さにちょこんと乗った真っ赤なさくらんぼ。綺麗な見た目もさることながら味も、子供から大人まで楽しむことが出来ます。
写真:スポットライト
懐かしさを覚えるものでありながら、しかしいつまでも新しい。男性も女性も、カラフルでキラキラした宝石のようなクリームソーダには目を奪われることでしょう。
また、子供のころ特別な時に飲んだその思い出などから、大人になった今子供にも飲ませてあげたいと思う方も少なくないといいます。クリームソーダを飲む子供の姿に、思わず笑顔になってしまう。
写真:クックパッド
かつて自分が子供だったときクリームソーダを飲ませてくれた親御さんも、同じく幸せな気持ちに浸ったことでしょう。それが今度は自分が子供へ、次の世代へと受け継がれクリームソーダは長く長く愛されているのです。
様々な種類のクリームソーダ
最近ではお馴染みの緑色のメロンソーダの他にも、様々な種類のクリームソーダを楽しめるカフェや喫茶店が増えました。けれど、西洋文化として日本に広まったクリームソーダは世界のそれとは少し違います。日本ではカラフルな炭酸飲料にアイスクリームを乗せますが、日本以外ではコーラやルートビア等の飲み物にバニラの風味を付けた飲み物とされています。日本でクリームソーダと呼んでいるお馴染みの飲み物は、世界ではフロートと呼ばれています。point 227 | 1
写真:levelhead.blog11.fc2.com
見た目を楽しんだ後はその味を楽しみますが、クリームソーダの飲み方は人それぞれ。アイスクリームとソーダを一緒に味わう人もいれば、アイスクリームは別で食べるという人もいます。アイスクリームにソーダをかける人もいれば、ソーダにアイスクリームを溶かして味わう人もいます。ひとつの飲み物でありながら、その楽しみ方は様々です。
写真:co-trip.jp
特にこうすべきという決まりはないので、自分の好きなように味わうのが一番です。
特別な時もそうでない時でも、子供のようにわくわくしながらキラキラと輝くクリームソーダを楽しんでみてはいかかでしょうか。