恋人同士とは、お互いが交際相手として納得了解しているもの、それは言葉を交わす場合と交わさない場合とがあります。一般的には、どちらかが告白して気持ちを確かめ、同意のもと交際がスタートするというパターンが多いですが、大人になるとなんとなく始まる事も実際にはあるのです。しかし、その場合、気持ちの確認と同意が得られていないので、二人の関係に不安が生じる事もあるでしょう。また、一般的にはキスをする相手は特別な人という認識があるのでそれを交わした事で付き合ってるとしていいのか疑問になります。
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◼︎言葉を交わさない関係
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告白がない、気持ちの確認をしていないのに、交際中のような関係を続ける背景にはどんな心理が働いているのでしょうか。それには、様々なパターンが考えられます。一つは単純にタイミングを逃したという場合で、相手はもう暗黙の了解だとていることがあります。ふたつ目は、告白して今の関係が万が一崩れるのを恐れている場合があります。この二つは両思いのパターンで、ある程度相手の行動で見抜くことが可能です。厄介なのは、仲良くはしているけど交際の仲とまで言えない状態や交際中のような関係でありながらも相手が既婚者あるいは交際相手がいるといった場合です。たしかに、嫌な人とは遊んだり自分から連絡を取ったりしないので、相手から好かれているという事は言えると思います。しかし、それが恋人への感情に至るかは別です。また、相手が既婚者や他に交際相手がいる場合に交際を約束する言葉を交わさない事で、ずるいことですが逃げ道を確保しているということもあります。ただどのパターンでも言えることは、キスは特別であるということです。セックス に関しては、風俗が存在するように好意がなくても成立します。また、多くの男性は好意のないセックス の際にキスはしないという回答が多く聞かれます。つまり、付き合っているかわからない時のキスは、相手が好意を持ってくれている事の証明として認識しましょう。キスをしたからといって恋人だというのはまだ早いのです。
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◼︎キスだけで恋人と判断するのはまだ早い、相手の行動を観察
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恋人とはどんな関係でしょうか、どんな気持ちでいるでしょうか。交際中であれば、会う頻度はマメにあるべきです。たとえ忙しくても会いたい気持ちから少ない時間でも作ろうとするし、遠距離でもわざわざ会いに行くなど無理だってします。また、会えない時は相手のことを考え、心配して連絡を取りたがりますし、相手から連絡が来たらなるべく直ぐに返します。ある調査では、好きな人には直ぐに連絡を返すけど、そうでない子には自分のタイミングで返すという回答が多かった事も事実にあります。更に、大切な記念日やイベントはなるべく一緒に過ごそうと努力します。もし、他の異性と仲良くしていた現場を見られた場合には責められたりもするでしょう。最後の行動はまさに「自分のもの」として考えているから、他の人に取られるのを嫌がるためです。こういった相手の行動が見えるなら、相手とは両思いであり、その上でキスをしていると考えてわりかし間違いありません。しかし、相手の気持ちがそこまでてない場合は、先に述べたような行動は疎かにされます。その場合には、相手がキスして来た場合であっても付き合ってると認識するのは早いという事です。性格的に連絡をマメに取る人じゃなかったり、本当に忙しい人でうまく行動に表せない場合もありますが、しっかり相手を観察すべきです。
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◼︎まとめ
恋人の確約が取れていない恋人未満の関係をはっきりさせたい、そう思うのは当然です。ただ、キスは、相手が好意を持ってくれているというだけ、恋人まで至らない恋人未満の感覚である可能性もあるのです。まだ相手の気持ちが自分を好きだという自信が持てない状態で、告白して今の関係が崩れることを覚悟するなら勝負に出てもいいかもしれませんが、そうでなければ今の状態のまま、観察しながらもっと自分を好きになってもらえるように、恋人未満から脱せるように自分磨きをしましょう。