現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の 5月17日の放送回が議論を呼んでいます。 劇中は1972年5月15日の沖縄県を舞台に、一男三女の次女である主人公・比嘉暢子(黒島結菜)が、料理人を目指すべく上京した話である。
議論になったのは、沖縄に残った長女・良子(川口春奈)と三女・歌子(上白石萌歌)の会話の場面です。良子と家族の現状について話していたところ、カメラアングルは、歌子を演じる上白石萌歌がお湯に浸かっているところを正面から映す形で“入浴シーン”に変わり、上白石のデコルテなどが露わになっている。
姉妹の会話のやり取りを表現するシーンであれば、川口春奈さんだけを映し、上白石さんは声だけで登場させるなどの方法もあったはずです。朝ドラとしては、少し攻めすぎたシーンだったと言われ、それに劇中では、歌子はまだ高校生の設定です。そんな登場人物の肌を露出させるシーンが流れたことにも、疑問が残るとされます。
インターネット上では、このシーンの必要性に疑問を投げかける声が上がりました。 「ドラマから滲み出る制作側の女性蔑視観や様々なマイノリティに対する差別意識がほんまキツい」「サービスシーンのつもりで撮ってるのなら末期だと思う。ヤバイよ」「上白石萌歌さんの入浴シーン、気の毒で仕方がない。」 「女子高校生の入浴シーンとか今もう令和だよ。公共放送が何やってるの? もっと考えなよ。」と物議を醸しています。
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