元女優・沢尻エリカ被告(33)の初公判が、31日に東京地裁で開かれました。沢尻被告は起訴内容について「間違いありません」と認めており、検察側は懲役1年6ヶ月を求刑しています。判決公判は2月6日に行われるとのことです。
起訴状によると、沢尻被告は昨年11月16日に東京都目黒区の自宅マンションで、カプセルに入ったMDMAを含む粉末約0・19グラム、LSDを含む紙片約0・08グラムと液体約0・6グラムを所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。この日の公判には傍聴希望者も殺到しており、東京地裁は同日午前、隣接する日比谷公園でリストバンド式の傍聴整理券を交付しました。point 235 | 1
一般傍聴席19枠を求めて2229人が列を作り、倍率は117・3倍だったといいます。そんな大注目となった今回の公判、送検や保釈時は車内をカーテンで覆うなどして一切表情を見せなかった沢尻被告も、この日は黒のパンツスーツに白色のブラウス、黒髪をポニーテール姿にして法廷に姿を見せ、冒頭で「職業は無職です」と述べました。point 218 | 1
沢尻被告は逮捕後、昨年12月6日に警視庁東京湾岸署から保釈されるとそのまま東京都内の病院に入院。現在はその病院で治療以外にメンタル面のケアも受けているとのことですが、所属事務所「エイベックス」は30日、沢尻被告の近況について文書で「医療機関において専門家の指導の下、更生にむけて治療などに励んでおります」と報告しています。事務所側は沢尻さんのサポートに徹底しているようですが、沢尻さんは女優復帰について考えていないようです。point 273 | 1
撮影も進んでいたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、今回の事件により降板となりましたが、被告人質問で沢尻被告は同ドラマのことに触れ、事件によって撮り直しを余儀なくされたことに対して謝罪しました。それ以外にも多方面に損害を与えてしまったとして、「家族にも辛い思いをさせた」と反省し、交友関係の見直しを約束するとともに「女優復帰は考えていません」と語りました。point 237 | 1
沢尻被告の初公判が行われたとのことで、ネット上でも多くの関心を受けており、「初犯で執行猶予が付いてまたやっちゃいそう。」「これからの薬物依存との戦いは非常に厳しいだろうが頑張って下さい。」「女優復帰よりもまず社会復帰」「本人の強い意志と信じたいが、判決目当てかとも疑う。」「何十年も薬をやっている事実でも、多分執行猶予付きの判決がでると思う・・本当に甘い結審にこれでは薬を止められる訳が無い」などの様々な意見が寄せられています。point 278 | 1