奈良市で高級車ばかりを狙って車体の複数個所に線のような傷をつけた疑いで、74歳の無職の男が2020年1月13日、奈良県警奈良西署逮捕されました。
逮捕された男は、警察の調べに対して「やきもちを焼いて傷をつけた」と供述しており、警察は余罪もあるとみて調べているとのことです。
高級車ばかりを狙って車体に傷つけた疑いで逮捕されたのは、奈良市あやめ池南の無職、藤田修三容疑者（74）です。
藤田容疑者の逮捕容疑は、昨年12月25日午前11時ごろ、市内のコインパーキングに停めてあったＢＭＷのボンネットやドアなどに、硬いものを使って線のような傷をつけた疑いが持たれています。
藤田容疑者は警察の調べに対して素直に容疑を認めているようで、
「自分が高級車に乗れないことから、やきもちを焼いて傷をつけました」と話しているということです。
また、捜査関係者によりますと、周辺では昨年末にベンツやレクサス、アウディーといった高級車が次々に傷つけられる被害が10件以上相次いでいて、
警察が警戒していたところ、捜査で浮上した藤田容疑者が今年に入って住宅の「しめ縄」を盗んだため、現行犯逮捕したということです。
藤田容疑者は「他にもやった」と話しているということで、警察は余罪についても調べています。
奈良西署管内ではこのところ奇妙な事件が頻発しているそうで、
今月７日には学習塾の経営者が女子生徒の首と両足を犬用の首輪で結束し、
個別授業を受けさせ、逮捕監禁の疑いで逮捕されたばかりでした。
近隣住民たちは相次ぐけったいな事件に、さぞ不安と恐怖を感じていることでしょうね。
ネット上ではこれら一連の報道を受け、こんな意見が寄せられています。
「賠償額が車買えるぐらいになりましたね。そもそも、免許証返す年だと思うけど。しかもしめ縄盗むとか、バチしか当たらないですね。」
「こんな老人であっても、人生の先達ということで、大事にしないといけないとか、敬わなければならないというのでしょうか？そんなことを真顔で、子どもたちに言えるのでしょうか？」
「こんなのが近所に住んでると持ち主は堪らんね。
74歳で無職じゃ買えないのは当たり前。身の丈にあった生活が一番なんだよ。
個人的にはずっと塀の中に入れておいてほしい。」
などのコメントが寄せられていました。