特にお腹が空いていないのに、しきりに食べ物を探して食べたくなることがあります。これは、身体状態や精神状態が正常でない場合があるかもしれません。
朝食・昼食・夕食を時間通りに食べずに不規則な食事を取ったり、激しいダイエットをしたため、体のバランスを崩した可能性があります。また、何かが精神的に欠如しているため、それを満たすために食べ物を求める場合もあります。
このような時にむやみに食べ物を食べると、体重が増えて肥満や過体重になるだけでなく、メタボリックシンドロームが誘発されるなど健康を害することになります。また、食べたことによって逆に後悔するかもしれません。そのため、無条件に食事するよりも、その原因を把握して、それに合った対処をして問題を解決しなければなりません。
アメリカの医学情報ウェブサイトWebMDは、「空腹でないにも関わらず食べたくなる原因と解決策」を次のように説明しました。
まず「ストレス」があります。ストレスが長期化すれば、これに対抗するため、私たちの身体が最大限のエネルギーを発揮できるよう助けるホルモン「コルチゾール」が分泌されます。ストレスが一定の状態で続くと、コルチゾールの数値が維持されエネルギーが消耗され続け、結局、食べ物を求めることになります。特に、食べ物を食べてお腹が一杯になると、再びストレスが溜まるという悪循環が繰り返されることになります。point 256 | 1
「緊張感」も原因の一つです。重要な出来事の前に感じる緊張感で、食事をまともに取れなかったり、食事を抜かしたりし、それが後に食べすぎに繋がる場合があります。あるいは緊張感が維持され、精神的に疲れると、最終的に身体的に過度なエネルギーを消費することになり、食べ物を食べたくなるのです。point 196 | 1
「食べ物の写真」も影響を及ぼします。たった今食事を終えたのに、FacebookやInstagramなどSNSに誰かが載せた食べ物の写真を見たり、テレビやインターネットに出ている美味しそうな食べ物の広告を見ると、自分でも知らないうちにその食べ物を食べたくなります。これを立証した研究結果もあります。特に、真夜中に夜食を食べさせる代表的な原因がまさに、この食べ物の写真です。
このように、様々な理由で空腹感がないのにもかかわらず、感情的に食べたり、何気なく食べる行為は、食べすぎや暴飲暴食の可能性をより大きくし、食べた後に満足感よりも後悔や罪悪感を与えるだけとなります。
感情的に食べたり、何も考えずに食べる行為を防ぐためには、食べたくなった時に他の方法で防ぐ習慣を身に付けなければなりません。それは運動や瞑想などです。瞬間的な感情を抑えるために健康的な方法を見つけなければなりません。
特に、家や仕事場にジャンクフードなどの食べ物を常備せず、食べる時は一人ではなく友達など誰かと一緒に食べる習慣も身に付けなればなりません。
これを見たネチズンたちは「最近テレビもネットも食べる放送ばかりやってるから…」「お腹の中に食意地虫がいるからだ」「食べることが好きだから…食べ物が無ければ痩せるよ」「偽の空腹に負けないようにしないと!」「私は精神状態がダメになっているということか?」などの反応を示しました。
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