中山秀征さんは、昔からトークが非常に軽快であり、ゲストにやってきた人を楽しませることで有名です。たとえゲストが俳優や女優、大物有名人、スポーツ選手、歌手どんな人であっても気持ちよくさせながら仕事をしていくことができます。ただ、そんな中、中山秀征さんでもどうにもならなかったゲストが存在しました。それが沢尻エリカさんです。
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この背景として、沢尻エリカさんがあまりに忙しく、機嫌を損ねがちだったというものがあります。映画の宣伝のために様々な媒体の取材を受けており、同じような質問の数々に辟易をしていたという流れがありました。また、当時中山秀征さんが司会を務めていた番組は午前中であり、朝早くから準備をしなくてはならないという状況もまた沢尻エリカさんにとっては辛かったと言えます。しかも、まだ若かったこともあり、血の気が多かったというのも考えられ、様々な状況が絡み合って、中山秀征さんが最も大変だった場面を迎えることとなります。point 312 | 1
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ゲストとして沢尻エリカさんが紹介をされても、沢尻さん本人は笑顔も浮かべず、半ば仏頂面の状態で中山秀征さんの話を聞き、どれだけ中山秀征さんから話を振られても、満足のいく回答をしないまま、番組は進んでいき、結果として視聴者に戸惑いと腹立たしさを与えながら終わっていきました。
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それでも中山秀征さんは怒り出すこともなく、淡々と番組を進めていきました。この数日後、映画の舞台挨拶において沢尻エリカさんは司会者に対し、不機嫌な様子で受け答えをしてしまい、それが大バッシングを生み、一時期芸能界の仕事が激減する状況を生みました。
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その後、沢尻さんとの一件をネタにするあたり、中山秀征さんは立派でしたが、後に沢尻エリカさんとは中山秀征さんの番組で共演を果たし、中山さんからぶっきらぼうに扱われるという、いわば復讐めいたことをされました。もちろん、これは中山秀征さんなりのジョーク、シャレであり、沢尻さん本人は笑顔を浮かべていました。そして、あの当時はおかしかった、本当に申し訳なかったという謝罪を受け、その時の出来事は無事一件落着という運びになりましたが、共演のたびにその話を持ち出されることが濃厚です。point 297 | 1
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中山秀征さんは元々お笑い芸人でしたが、こうした嫌な出来事もきっちりとネタにしてしまうあたりが立派な部分であり、司会者として多くの大物芸能人から称賛され、若手からの人望も厚い要因であることがわかります。